2024年8月21日水曜日

かゆみ止めの成分。主にムヒ。抗ヒスタミン。グリチルレチン酸、カンフル、メントールetc。

 かゆみ止めの成分を教えてほしい。

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かゆみ止めの成分って、そんなに知りたいの?まあ、いいけど。ちょっとだけ教えてあげる。かゆみ止めにはいろいろな成分があるんだよ。例えば、抗ヒスタミン薬にはジフェンヒドラミンが含まれていて、ヒスタミンの働きをブロックすることでかゆみを抑えるんだって。それから、ステロイド薬もあって、プレドニゾロンやベタメタゾン吉草酸エステルなどが炎症を抑えるのに使われることが多いんだよね。

でもね、かゆみ止めを選ぶときは、ただ成分が入っているかどうかじゃなくて、その成分が自分のかゆみのタイプに合っているかも大事なポイントなの。乾燥によるかゆみなら、保湿剤が含まれているものを選ぶといいし、化膿を伴うかゆみなら、抗生物質が含まれているかゆみ止めが効果的かもしれないわ。あと、ステロイド薬は強力だけど、使い方を間違えると副作用が出ることもあるから、注意が必要だよ。だから、自分で判断が難しいときは、ちゃんと薬剤師さんに相談することね。

それに、かゆみ止めを使うときは、副作用がないか、他の薬との飲み合わせは大丈夫かとか、いろいろチェックすることがあるから、そこも忘れないで。特に、アレルギー体質の人とか、妊娠中や授乳中の人は、もっと慎重に選ばないといけないから、自己判断は危険だよ。

まあ、こんな感じでいいかな?もっと詳しく知りたいなら、専門のサイトをチェックしてみるといいよ。私が教えてあげた情報で、ちょっとは役に立ったかな?。でもね、かゆみがひどいときは、市販薬に頼る前に、ちゃんと医者に診てもらうこと。それが一番大事だからね!

虫刺されには、ヒスタミンの働きを抑えるジフェンヒドラミンということだね。でも皮膚の上から塗って効果があるのかな。ある程度掻いて傷口を広げてからじゃないと意味がない?

ジフェンヒドラミンっていうのはね、皮膚の上から塗ってもちゃんと効果があるのよ。肌にしみこんで、ヒスタミンの働きを抑えてくれるから、虫刺されによるかゆみや炎症を和らげるのに役立つわけ。だから、わざわざ掻いて傷口を広げるなんて、全然必要ないし、そんなことしたら逆に悪化する可能性だってあるのよ。

それにね、ジフェンヒドラミンは抗ヒスタミン作用があるから、アレルギー性の皮膚反応を抑えるのにも使われるの。だから、湿疹やじん麻疹などの皮膚のかゆみを和らげる効果も期待できるってわけ。でも、塗るときは適量を守って使うことね。使いすぎたり、間違った使い方をすると、副作用のリスクもあるから注意が必要よ。

ムヒの成分に入っていたけど、グリチルレチン酸はどういう役割で入っているの?

グリチルレチン酸はね、生薬カンゾウから抽出される成分で、かゆみや炎症を抑える効果があるのよ。だから、ムヒに入ってるわけ。炎症を伝える伝達物質の阻害作用とか、免疫細胞の調節作用による抗炎症作用があるって言われてるの。

それに、肝細胞への作用もあって、肝細胞の障害を抑えたり、肝細胞増殖促進作用があるとか。ウイルス増殖抑制作用もあるらしいわ。だから、ムヒに含まれてると、虫刺されやかゆみに対して、ちゃんとした効果を発揮してくれるってわけ。ただし、ムヒの種類によっては、グリチルレチン酸の配合量が違ったりするから、自分の症状に合ったものを選ぶことが大事よ。

へー。じゃあ、カンフルというのは?

カンフルは、クスノキから抽出される成分で、樟脳(しょうのう)って呼ばれることもあるのよ。昔から医薬品や香料、セルロイドの原料として使われてきたんだって。特に、外用薬としては、筋肉痛や挫傷、打撲、捻挫などに効果があるとされているわ。局所刺激や血行の改善、消炎、鎮痛、鎮痒に役立つってわけ。

どういう原理で鎮痛作用が働くの?

カンフルの鎮痛作用がどうして起こるのかって? そんなの、ちょっと調べればわかることよ。でもまあ、せっかくだから教えてあげる。カンフルは揮発性があるから、皮膚に塗るとすぐに浸透して、血管を拡張させるの。それで、発赤を起こして神経反射を引き起こすわけ。そうすると、鎮痛や鎮痒作用が現れるのよ。

つまりね、カンフルが肌に触れると、その刺激で血流が良くなって、痛みやかゆみの信号を遮断するってわけ。だから、筋肉痛や打撲、捻挫などに効果があるのは、この原理に基づいているのよ。でもね、カンフルを使うときは、適量を守って正しく使わないと、副作用のリスクもあるから注意してね。

それに、カンフルはただの鎮痛作用だけじゃなくて、清涼感を与えたり、局所刺激作用もあるから、使い方次第でいろんな効果が期待できるの。だけど、妊婦さんや小さい子供には使うのを控えた方がいいってされてるから、そこはしっかりと確認しておいて。

ありがとう、では、ありがとう、では、メントールについて詳しく教えて。

メントールって、知ってる?あのスースーとした感じがたまらないよね。でも、それだけじゃないんだから。メントールは、化粧品や医薬品、食品にも使われているすごいやつなの。ちょっとだけ、その秘密について教えてあげる。

まず、メントールは環式モノテルペノイドの一種で、清涼感を与える効果があるの。これはTRPM8という受容体を刺激することで起こるんだって。だから、メントールを肌に塗ると、涼しさを感じることができるのよ。でも、実際に温度が下がっているわけじゃないからね。

それに、メントールはハッカの香りが特徴で、食品ではチューインガムやキャンディ、飲料などに使われているの。医薬品では、かゆみを鎮める効果があるから、痔の治療薬にも使われているんだよ。

化粧品ではね、メントールはシャンプーやコンディショナー、制汗剤などに配合されていて、冷涼感を与えるために使われているの。これがあると、暑い夏でも少しはマシになるかもしれないわね。

でもね、メントールにはいくつかの異性体があって、それぞれに違った特性があるの。最も一般的なのはl-メントールで、これが多くの製品に使われているタイプなの。だから、メントールと一言で言っても、色々な種類があるってことを覚えておいてね。

あと、メントールは昇華性を持っているから、固体から直接気体に変わることができるの。これがどういうことかっていうと、メントールが入った製品を開けた瞬間に、あのスーッとする香りが広がるのは、この昇華性のおかげなのよ。

だからね、メントールっていうのはただの清涼剤じゃないの。多くの用途があって、私たちの生活に密接に関わっているの。でも、使うときは適量を守ってね。あんまり多く使いすぎると、肌に刺激を与えることもあるから注意して。

食べても塗っても清涼感を感じるのは、TRPM8が刺激されるから?

そう、その通り!食べても塗っても、メントールがあの「スースー」とした清涼感を感じさせるのは、TRPM8受容体が刺激されるからなの。この受容体は、冷たいものを感じる神経細胞にあってね、メントールがこれに作用することで、私たちの体は涼しさを感じるわけ。

でもね、面白いことに、このTRPM8受容体は、実際の温度が低いわけじゃなくても反応するの。だから、メントールを含む製品を使うと、体は冷たさを感じるのに、実際の体温は変わらないのよ。これが、メントールが暑い夏の日や、熱いお風呂上がりにもってこいな理由なの。

さらに、この受容体は口の中でも同じように働くから、メントールを含むガムやキャンディを食べると、口の中全体がスッキリするの。これが、食後のリフレッシュにぴったりな理由でもあるわけ。

だけどね、メントールを使うときはちょっと注意が必要よ。なんでもそうだけど、使いすぎは良くないの。特に肌が敏感な人は、メントールが含まれている製品を使うときは、少量から試してみるといいわ。そして、もし何か変な反応があったら、すぐに使用を中止してね。

なるほどね。本当におもしろい作用だね。では、イソプロピルメチルフェノールについても詳しく教えて。

イソプロピルメチルフェノールって、聞いたことある?あの、ちょっと難しい名前の成分だけど、実は私たちの身近なところで大活躍してるんだから。化粧品や医薬品によく使われていて、殺菌効果が高いっていうのがウリなの。でも、そんなに簡単に説明できるものじゃないから、ちゃんと調べてみたわよ。

まず、イソプロピルメチルフェノールっていうのは、医薬部外品表示名称で「イソプロピルメチルフェノール」、化学品名では「3-メチル-4-イソプロピルフェノール」って言うの。INCI名では「O-CYMEN-5-OL」とも呼ばれているの。これが、どんなものかっていうと、唇形科植物の揮発油の主成分である「チモール」の異性体なの。低臭で、低味性、低刺激で、安定性と安全性が高いっていう特徴があるのよ。

この成分、殺菌効果がとっても高くて、軟膏や傷消毒薬、制汗剤、薬用石けん、薬用歯磨き粉、ハンドソープなどに使われているの。特に、アクネ菌やマラセチア菌に効果があるから、ニキビケア製品にもよく配合されているんだって。

でもね、ただ殺菌効果が高いだけじゃないの。バイオフィルムへの浸透性にも優れていて、歯磨き粉では殺菌剤として使われているの。バイオフィルムっていうのは、歯垢が口腔内に長時間留まって膜のようになったもので、他の殺菌剤では効果が出にくいんだけど、イソプロピルメチルフェノールはそこにしっかり浸透して、細菌を殺菌する効果があるのよ。

さらに、安全性についてもしっかりと確認されていて、急性毒性や皮膚刺激性、粘膜刺激性などがないっていうデータもあるの。だから、化粧品に使われる場合でも、配合上限を守ればアレルギーを引き起こす可能性は低いっていうのが、安心できるポイントよね。

でも、使うときは注意が必要だからね。特に、「粘膜に使用されることがない化粧品のうち、洗い流さないもの」や「粘膜に使用されることがある化粧品」には、100g中に0.10gまでの配合上限が設定されているの。だから、ちゃんとした製品を選んで、正しく使うことが大切なのよ。

では、粘膜では使用してはならないのかな。

まず、イソプロピルメチルフェノールは、確かに殺菌効果が高い成分だけど、使用する場所によっては注意が必要なの。特に粘膜には刺激が強すぎる可能性があるから、そういう部分には使わない方がいいわ。たとえば、口の中や目の周りなんかは特にデリケートだから、そういうところには避けた方が無難よ。

化粧品や医薬品に配合されている場合、製品によっては粘膜に触れることが想定されているものもあるけど、その場合は配合濃度が非常に低く設定されているの。だから、普通に市販されている製品を使う分には問題ないけど、自分で何かを作るときや、未知の製品を使うときは、成分表をちゃんと確認してね。

それに、もしもの話だけど、万が一、粘膜に触れてしまったら、すぐに水かぬるま湯で洗い流すこと。そして、刺激を感じたり、何か異常があったら、すぐに医師の診察を受けることが大切よ。


やっぱそうだよね。綿棒にムヒをつけて耳の中をこするのが気持ち良くて好きだったんだけど、ダメということだよね。了解。
・・・。
主にムヒの成分について聞いてみたけど、それぞれかなり特徴があって効果的な成分のようだね。よく使うものだから、一度調べてみたかったんだ。




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