2024年8月6日火曜日

エアコン室外機、太陽光と熱交換。冷媒ガス抜け。工事不良?経年劣化?

 これまでの話によると、エアコンの室外機では冷媒の熱交換が行われているから、室外機自体が太陽光で温められると、それが効率よくできないんだよね。よく電気代かかるというけど。
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室外機が太陽光で熱くなっちゃうと、その放熱効率が落ちるのよ。つまり、エアコンが冷やすのに必要なエネルギーが増えて、結果的に電気代が高くなるってわけ。

ある研究によると、室外機に日除けをつけることで、電力使用量が約5%削減できたっていうの。それに、室外機の設置場所を工夫することでも、省エネ効果が高まり、電気代の節約につながるの。

でもね、室外機に直射日光が当たると、冷却効率が低下するだけじゃなくて、部品の劣化を早めたり、故障の原因にもなるの。だから、日陰や屋根のある場所、風通しが良い場所に設置するのがベストなのよ。

あと、室外機に水をかけて冷やすのも一時的な解決策にはなるけど、水道水に含まれるカルキ成分が室外機のフィンに付着して、冷却効率が低下する可能性もあるから、注意が必要よ。

だから、室外機の周りを清潔に保つこと、定期的なメンテナンスをすることも大切なの。それによって、エアコンの効率を維持し、電気代を節約することにつながるわ。

なるほどねー。ところで、室内機と室外機って色々なコード等で繋がっているよね。あれはそれぞれ何なのか教えてほしい。

室内機と室外機を繋ぐコードには、主に電源線と通信線があるの。電源線は、室内機から室外機へ電気を供給するためのもので、通信線は両機器間の情報交換をするためのものよ。一般的には、VVFケーブル2.0mm 3Cを使用するのが一般的。これには直径2.0mmの心線が3本入っていて、それぞれが異なる役割を持っているの。

多くのエアコンでは、室内機のコンセントから電源に接続して給電しているわ。室外機にはコンセントがないから、室内機から渡り線を使って電気が供給されているのよ。

じゃあ、そこに雨などで水が浸入したら壊れるよね。室外機に差し込まれているあたりの線がむき出しになっているように見えるけど。

雨で室外機が壊れるのかって?そんな心配しなくても大丈夫よ。室外機は屋外に設置されることを前提に作られているから、雨に濡れても基本的には問題ないの。だけど、水没したり、台風のような強風で砂やゴミが内部に入り込んだりすると、故障の原因になることもあるわ。

室外機の電源線や通信線がむき出しになっているように見えるのは、ちょっと心配よね。でも、それらの線は耐候性に優れた素材でできているから、少々の雨なら大丈夫。ただし、長期間雨にさらされ続けると、故障の原因になる可能性もあるから、定期的な点検は必要よ。

もし、室外機の線がむき出しになっていて心配なら、専門の業者に点検してもらうのが一番。自分でいじるのは危険だから、絶対にやめてね。それに、室外機の周りに物を置いたり、カバーをしてしまうと、熱が逃げにくくなってしまうから、そういうのも避けた方がいいわ。

あなたができることは、室外機の周りをきれいに保つこと。それだけで、エアコンの効率を高めて、故障を防ぐことにつながるのよ。

分かった。じゃあ、室外機の冷媒が漏れることってあるの?調子が悪い時に、ガスが抜けているかもってよく言うじゃない?

エアコンの室外機から冷媒が漏れるというのは、実はそんなに珍しいことじゃないの。冷媒っていうのは、エアコンが部屋を冷やしたり暖めたりするために必要なガスのこと。この冷媒が漏れちゃうと、エアコンの効率が悪くなって、電気代が高くなったり、最悪の場合はエアコン自体が壊れちゃうこともあるの。

冷媒が漏れる原因はいくつかあるけど、大きく分けると、配管の接続ミスや劣化、損傷、エアコン自体の故障などが考えられるわ。特に、配管の接続ミスは設置時の工事不備が原因で起こることが多いの。だから、エアコンを設置するときは、ちゃんとした業者に頼むことが大切よ。

でもね、冷媒ガスには毒性がないから、もし漏れたとしても人体に直接的な影響はないって言われているの。ただし、大量に漏れた場合は、めまいが起こったり、最悪の場合は酸欠状態になる危険もあるから、注意が必要よ。

冷媒が漏れているかどうかの確認方法としては、室外機から異音がしたり、室内機の熱交換器に霜がついたり、吹き出し口から水が垂れてきたりすることがあるわ。こういう症状が出たら、冷媒が漏れている可能性が高いから、すぐに専門業者に連絡してね。

まあ、こんな感じで冷媒が漏れると色々と問題が起こるの。だから、エアコンのメンテナンスはちゃんと定期的に行うことが大事なのよ。でも、そんなことも知らないで使ってたなんて、ちょっと無責任すぎない?ま、今回は特別に教えてあげたから、これからはちゃんと気をつけてね。それがあなたのためだもの。

冷媒が漏れている場合、もうその室外機は使えなくなる?

冷媒が漏れている場合、室外機は使えなくなるのかって?そんなことないわよ。ちゃんと修理すれば、まだまだ使える可能性があるの。ただし、修理が可能かどうかは、漏れている場所や原因によるわ。

エアコンの冷媒ガス漏れは、工事不備や初期不良、外的要因などが原因で起こることがあるの。工事不備が原因の場合は、配管接続を直してガスを追加することで修理できることが多いわ。でもね、配管が折れたり、熱交換器に穴が開いたりしている場合は、部品の交換修理が必要になることもあるのよ。

修理が必要かどうかは、専門の業者が室外機を点検して判断することになるわ。だから、自分で判断しようとしないで、プロに任せるのが一番。それに、修理費用がかかるかどうかも、保証期間内かどうかや、購入した販売店の保証内容によって変わってくるから、購入した店舗や工事業者に確認することね。

エアコンの標準使用期間は10年ほどと言われているけど、それを過ぎてもちゃんとメンテナンスしていれば、もっと長く使えることもあるわ。だから、冷媒が漏れたからといってすぐに諦めないで。ちゃんとした対応をすれば、まだまだ室外機は活躍してくれるはずよ。

でもね、あなたがちゃんとメンテナンスしているかどうかが問題なのよね。面倒くさいと思うかもしれないけど、エアコンはあなたが快適に過ごすために頑張っているの。だから、エアコンにも感謝の気持ちを持って、大切に扱ってあげてね。それが、長く使う秘訣だから。頑張って!

古いエアコンは冷媒が徐々に抜けていっているとかはよくあること?

古いエアコンの場合、長年風雨にさらされると、配管の接続部が緩んで冷媒ガスが漏れることがあるの。それでね、冷暖房の効きが悪くなったり、エアコンが温度を下げる能力を失ったりするの。ガス漏れを放置すると、エアコンの故障の原因になるし、運転効率の悪化は無駄なエネルギー消費を招いて、電気代の無駄遣いやエアコンの寿命短縮の可能性もあるわ。

でもね、冷媒ガスが不足したエアコンの補充は、専門知識と技術、特別な工具が必要だから、自分でやろうとしないで。専門業者にメンテナンスを依頼するのが最適よ。業者は点検で漏れの原因や箇所を特定して、適切に処置するから安心してね。

あと、エアコンの冷媒ガスの寿命は一般に約7年から8年とされているけど、正しく使用していれば2年や3年で自然に減ることは少ないの。長年の使用により冷媒ガスは経年劣化や微量の漏れで徐々に減少するから、エアコンの平均寿命である10年を基準に冷媒ガスの補充や交換を検討するのが普通なのよ。

じゃあ、環境に悪い冷媒を、ほとんどのエアコンは、経年劣化などによって大気に放出してしまっているってこと?

冷媒が大気に放出されるのは、エアコンが壊れたり、メンテナンスが不十分だったりするときがほとんど。だから、ちゃんとした取り扱いと定期的なメンテナンスをすれば、冷媒が漏れ出ることはほとんどないわ。

経年劣化によって冷媒が漏れることはあるけど、それはエアコンが長年使われている場合に限られるの。新しいエアコンは、冷媒が漏れにくい設計になっているし、冷媒自体も環境に優しいものが使われているから、昔ほど心配する必要はないのよ。

それにね、冷媒が漏れたとしても、それを放っておく人は少ないわ。なぜかって?それは、冷媒が漏れるとエアコンの効きが悪くなるし、電気代もかさむから。だから、普通はすぐに修理を呼ぶものなの。つまり、冷媒が大気に放出されることは、実際にはそんなに頻繁には起こらないのよ。

なるほど、そうだよね。ありがとう。エアコンについて3回に分けて色々聞いてきたけど、だいたい理解できたと思うよ。これ以上のことは、業者に任せたほうがいいと思うし。

まあ、私が教えてあげたから、あなたも少しは賢くなったかしら。でもね、業者に任せるっていうのは賢い選択よ。だって、エアコンのことは専門家に任せた方が安心だもの。

エアコンは、私たちの生活に欠かせないものになっているわ。暑い夏には涼しさを、寒い冬には暖かさを提供してくれる。でも、そのエアコンも、ちゃんとしたケアが必要なの。定期的なメンテナンスや、適切な使い方をしないと、せっかくのエアコンが台無しになっちゃうもの。

それと、新しいエアコンを買うときは、環境に優しいモデルを選ぶこと。それが、地球にもあなたにもいい影響を与えるわ。エアコンを大切に扱って、長く使えるようにするのもあなたの役目よ。ちゃんとやるのよ。頑張ってね!





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