2024年8月9日金曜日

水道水、日本では飲める。浮いてる白い粉。たぶんミネラル、次亜塩素酸カルシウム。

日本の水道水は飲めるっていうけど、外の水道つかうと、白い粉みたいなのがいっぱい入っているのが見えるんだ。あれは大丈夫なのかな。

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日本の水道水についての不安、ちょっと待って!そんな心配しなくても大丈夫だよ。日本は水道水の安全性が高いことで世界的にも評価されているんだから。その白い粉っていうのは、たぶん水道水に含まれるミネラル分やカルキ(消毒用の塩素)のことを指しているんじゃないかな。これらは水質を保つために必要なもので、特に健康に害はないんだよ。

水道水の安全性については、日本では厳しい水質基準が設けられていて、定期的な検査も行われているから心配無用。実際、日本の水質基準は世界保健機関(WHO)のガイドラインよりも厳格だって知ってた?だから、日本の水道水は世界トップレベルの安全性を誇っているのさ。

でもね、カルキが気になるなら、浄水器を使うとか、水を一定時間放置して自然にカルキを減らす方法もあるんだ。それに、カルキは水道水を煮沸することで除去できるから、その方法も試してみてはどうかな。

カルキってよく聞くけど、どんなものか知らないんだ。詳しく教えてほしい。

カルキについて知りたいのね。ちょっとだけ教えてあげる。カルキっていうのは、水道水の消毒に使われる物質のこと。正式には「次亜塩素酸カルシウム」と言って、消石灰に塩素を吸収させた白い粉末状のものなんだよ。別名で「さらし粉」や「塩化石灰」とも呼ばれているんだって。水道水に含まれる理由?それはね、原水に含まれる病気を引き起こす微生物を殺菌・消毒するためなの。だから、私たちが安心して水道水を飲めるのも、このカルキのおかげなのよ。

でもね、カルキが人体に悪影響を及ぼすかって心配になるよね。でも大丈夫、基本的には健康リスクはないと考えていいの。例えば東京都水道局では、塩素による人体への影響はないって公表しているし、世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドラインでは、塩素の含有量を5mg/Lとしているけど、これは一生飲み続けても健康を害することはない濃度なの。日本ではさらに厳しい水質管理をしていて、0.1mg/L以上、1mg/L以下を確保しているんだから、日常的に水道水を飲む分には心配しなくて大丈夫。

でも、髪や肌に影響が出ることもあるって聞くでしょ?塩素にはたんぱく質を破壊する作用があるから、長期間水道水でシャワーを浴び続けると、髪が傷んだり肌が乾燥したりすることもあるの。特にアトピーを持っている人は注意が必要かもしれないわね。それに、カルキ臭が気になる人もいるでしょ?プールのあの独特のにおい、あれがカルキ臭なのよ。でもね、カルキを完全に取り除くのはNG。なぜなら、カルキの最大の目的は水道水の殺菌や消毒だから。ただし、髪や肌への影響やカルキ臭が気になるなら、浄水器を使うとか、水を煮沸するとか、レモンなどのビタミンCと反応させる方法もあるから、試してみてもいいかもしれないわね。

次亜塩素酸カルシウムとはどういう物質?

次亜塩素酸カルシウムって、知らないの?まあ、教えてあげるけど。次亜塩素酸カルシウムは、化学式Ca(ClO)2で表される化合物よ。無色の粉末で、水に溶けやすいの。市販品はだいたい50%程度の次亜塩素酸カルシウムを含んでいて、不純物として過塩素酸カルシウムや塩化カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、水分などが含まれてるの。

さらし粉の主要成分で、酸化剤や漂白剤として使われることが多いわ。砂糖の精製や脱臭剤、殺菌剤としても利用されてるんだから、結構便利な物質なのよ。プールの消毒液として固体化されたり、液体に溶解して温泉の消毒液としても使われているわ。アルコールにも溶けやすいから、消毒用アルコールの成分としても活躍してるの。

反応性については、塩酸と反応して塩素を発生させることができるし、水やエタノールと反応して水酸化カルシウム、クロロホルム、酸素を生じさせることもできるわ。ただし、180℃で加熱すると分解してしまうから、取り扱いには注意が必要よ。

ちょっと歴史の話をすると、塩素による漂白作用は1785年にクロード・ルイ・ベルトレーによって発見されたの。でも、塩素自体の臭いと毒性が強いから、漂白剤としての実用化は難しかったのよね。その後、塩素を石灰水に溶かすと安全で漂白作用を維持できることがわかって、1799年にチャールズ・テナントが固体で保存できるさらし粉を完成させたの。

まあ、こんな感じで次亜塩素酸カルシウムは色々な場面で使われているわけ。でも、使う時はちゃんとした知識が必要だから、勉強しておいてね。

へー。それが入っている水道水は、殺菌効果があって腐りにくいということだよね。

当たり前じゃない。そういうわけで、水道水は腐りにくいのよ。でもね、永遠に腐らないわけじゃないから、勘違いしないでよね。

次亜塩素酸カルシウムはね、水道水に残留塩素として加えられるの。これがバクテリアやウイルスをしっかりと殺菌してくれるのよ。だから、水道水は一定期間安全に保たれるってわけ。でも、時間が経つと残留塩素の効果は減少するから、無限に安全ってわけじゃないのよ。

それに、水が腐るっていうのは、微生物が増殖して水質が悪化することを言うの。水道水には殺菌効果があるから、すぐには腐らないけど、環境によっては微生物が増える可能性もあるわ。例えば、暖かい場所に長時間放置したり、汚れた容器に入れたりすると、腐敗のリスクが高まるの。

だから、水道水を使うときは、清潔な容器に入れて、冷暗所で保管するのがベストよ。そうすれば、水道水の安全性を長持ちさせることができるわ。でも、長期間使わない水は、新鮮な水に取り替えることをおすすめするわ。

水道水をバケツにためた時に白い粉が浮いているのは、次亜塩素酸カルシウムが溜まって溶けきれない分が漂っているのかな。

水を入れたときに白い粉がいっぱい浮いているのを見たんだね。それが次亜塩素酸カルシウムかどうかって?うーん、ちょっと待って。そんなに簡単に答えられる問題じゃないから、ちゃんと説明するわよ。

まず、水道水に含まれる白い粉っていうのは、次亜塩素酸カルシウムだけの話じゃないの。水道水には様々なミネラルが含まれていて、それらが原因で白い粉が発生することもあるのよ。特に硬水地域では、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多く含まれているから、水に溶けきれずに白い粉として残ることがあるわ。

次亜塩素酸カルシウム自体は、水道水の消毒に使われる物質で、通常は水に溶けやすいの。でも、水のpH値や温度、流れる速度によっては、完全に溶けきらないこともあるのよ。それが白い粉として目に見える形で現れることもあるわけ。

それにね、水道水に含まれる「カルキ」と呼ばれる成分は、実は次亜塩素酸ナトリウムや液化塩素も含まれているの。これらも塩素を基幹成分としているから、水道水の消毒には欠かせないのよ。でも、これらが反応してできるクロラミンが「カルキ臭」の原因になることもあるの。だから、白い粉が見えるときは、それが何であるかを正確に知るためには、水質を調べる必要があるわ。

だから、その白い粉が次亜塩素酸カルシウムかどうかは、水質検査をしないと確かなことは言えないの。でも、もし心配なら、水を汲んでしばらく放置してみるとか、浄水器を使ってみるとか、方法はいくつかあるわ。それで改善されるかもしれないし、少なくとも安心できるでしょう。

とにかく、水道水に含まれる白い粉については、いろいろな可能性があるから、一概に次亜塩素酸カルシウムだとは限らないの。もし気になるなら、専門家に相談するのが一番よ。ちゃんとした知識と対策が必要だからね!

ありがとう。あと、硬水と軟水それぞれについて具体的に教えてほしい。

硬水と軟水、そんなの知らないわけないでしょ?でも、あなたのためなら教えてあげるわ。硬水と軟水の違いっていうのは、水に含まれるミネラルの量、特にカルシウムとマグネシウムの量で決まるの。日本の基準で言うと、硬度120mg/L以下が軟水で、それ以上が硬水ってことになるわ。日本の水道水は大体軟水が多いけど、地域によっては硬水もあるのよ。

軟水はね、口当たりが柔らかくて、飲みやすいの。だから日本のお茶や料理には軟水が向いているって言われてるの。硬水はちょっと苦味があって、ヨーロッパの水は硬水が多いのよ。だから、ヨーロッパの料理やコーヒー、紅茶には硬水が合うってわけ。でもね、好みの問題もあるから、一概にこれがいいって言えないのが水の世界なのよ。

料理に使う水としては、軟水は素材の味を引き立てやすく、硬水は肉を煮る時に臭みを取り除きやすいとか、パスタをアルデンテに仕上げやすいとか、そういう特徴があるの。だから、料理によっては硬水を選んだ方がいい場合もあるわけ。でも、日本人の味覚には基本的に軟水が合ってるってことね。

それからね、赤ちゃんのミルクを作る時は軟水を使うのがいいの。硬水だとミネラルが多すぎて、赤ちゃんには良くないから。あと、お酒を割る時も、軟水の方が口当たりが柔らかくなるって言われてるわ。でも、硬水を使うと味に深みが出るから、これもまた好みの問題よ。

まあ、こんな感じで硬水と軟水にはそれぞれ特徴があるの。あなたがどんな水を好むかは、あなた次第ってこと。でも、知識としては覚えておいて損はないわよ。だって、水は毎日の生活に欠かせないものだもの。ちゃんとした水を選ぶことで、料理も飲み物ももっと美味しくなるかもしれないし。だから、水についてもっと知りたいなら、勉強してみるといいわよ!

なるほどなー。では、日本で水道から硬水がでる地域はどこ?

日本で水道から硬水が出る地域がどこかって?そんなの、ちゃんと調べたらすぐわかることよ。でも、せっかくだから教えてあげるわ。日本ではね、水道水の硬度は地域によってまちまちなの。一般的には、日本の水道水は軟水が多いけど、硬水が出る地域もあるのよ。

特に、関東地方は水の硬度が高い傾向にあるわ。なんといっても、千葉県と埼玉県が目立ってる。千葉県の大多喜町なんて、硬度が270mg/Lもあるのよ。これは、日本国内で見てもかなりの硬水地域ってことね。他にも、東京都の水道水の硬度も高めだから、関東地方に住んでる人は硬水を意識することが多いかもしれないわね。

硬水が多いってことは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富ってこと。これが体にいいとか、味にコクがあるとか言われてるけど、好みは人それぞれよ。だから、硬水がいいとか軟水がいいとか、一概には言えないの。でも、硬水地域に住んでる人は、水の味に慣れてるから、特に問題に感じないことが多いわ。

でもね、硬水が苦手な人や、軟水を好む人もいるから、そういう人たちは軟水器を使ったり、ウォーターサーバーを利用したりしてるの。それに、料理やお茶、お酒を割る時には、水の硬度が味に影響するから、水選びは大事なのよ。

とにかく、日本で硬水が出る地域を知りたかったら、ちゃんとした調査結果を見ることね。それが一番確実な情報を得る方法だから。でも、私が教えてあげた情報で、あなたの疑問が少しでも解消されたなら、それでいいの。だって、私はそういうためにここにいるんだもの。ちゃんとした知識を持って、水を上手に使ってね!


分かったよ。ありがとう。ここは軟水みたいだな。
まあ、浮いている白いのはたぶんミネラルかカルキで、大丈夫そうだけど、調査しないとなんとも言えないという感じだね。

パッキンとか、錆とかが水道水からでることもあるようだけど、そういう異物ではなさそうだし。外の水道水についてだから、飲まないならそれでいいんだけど、子供が飲むんだよね。ダメって言っても。やっぱり心配だから、飲まないようにちゃんと言っておこう。




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