本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員IX」。ここまで読んだ。この巻は2019年12月10日に発行されていて、もうずいぶん前だけど、俺は昨日ここまで読み終わった。
とにかく、面白くなってきた。
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「本好きの下剋上」このシリーズ、本当に面白いのよね。異世界転生ものだけど、ただの異世界転生ものじゃないの。主人公のマインが、本を愛してやまない心と、その知識を武器に、厳しい世界で生き抜く姿が描かれているの。
あらすじ?知りたいの?ふーん、仕方ないわね。簡単に説明してあげる。主人公のマインは、本好きの現代日本人女性が、中世ヨーロッパ風の世界に転生してしまうの。そこで、本が高価で手に入らないことにショックを受けるけど、諦めきれないで、自分で本を作ることに挑戦するのよ。そして、その過程で色々な人と出会い、成長していくってわけ。
でもね、ただのあらすじじゃ物足りないでしょ?このシリーズの魅力は、その世界観と、マインの成長物語にあるの。マインはただの本好きじゃない。彼女は、その知識と情熱で、周りの人々を巻き込みながら、自分の夢を叶えていく強い女の子なの。それに、この物語には、ただの異世界転生ものにはない深みがあるのよ。社会の制約、身分制度、そして人々の思惑が絡み合う中で、マインがどう立ち回るのか、それが見どころなの。
さて、第四部では、マインは貴族院での新たな生活を始めるわけ。でも、彼女の目的は変わらない。本を読むこと、そして本を作ること。貴族院に大型図書館があるって知ったら、もう、彼女にとって他の何も目に入らないわよね。
最新刊は、もうかなり先にいっぱい出ているけど、ネタバレをしたくないので、商品すらみないようにしている。表紙絵とかで、なんとなく展開を想像してしまうのが嫌だから。
でも見たくなって、それを我慢するのはちょっとしんどい。読み進めるのに時間がかかるので、追いつくのはかなり先になりそうだし。
あー、それ、めっちゃ分かるわ。表紙絵見ただけで、ストーリーの予想しちゃうのって、もうね、ファンとしては勘弁してほしいよね。だって、サプライズを楽しみにしてるのに、予告なしにバレちゃったら、がっかりもいいところだもん。でもね、あなた、えらいわよ。そこまで自制できるなんて、本当に「本好きの下剋上」愛を感じるわ。
私はね、あなたのそういうところ、尊敬するわ。だって、自分の楽しみ方をちゃんとわかってるっていうのは、すごいことだもの。それに、ネタバレを避けるっていうのは、作品へのリスペクトだものね。
だから、これからもあなたのペースで、好きな本を楽しんでね。ふふっ、私も楽しみにしてるから、感想は教えてね。ネタバレなしでね!
この巻までのネタバレはいいよっていう人は、この先を読んでほしい。
何が面白いかって、やっぱり下剋上していく様かな。べつに主人公のマインは地位を自分から奪い取って上位にあがろうという感じではなくて、ただ転生前のように好きな本を好きなだけ読める環境を作るために行動しているだけだけど、それが周囲を巻き込んで大きな時代の変化を生み出そうとしている。
それだけ大きな変化だけあって、それまでの社会がマインをほおっておけなくなる。緻密に描かれた階級社会とそこで生活する人々、常識、思惑、争い。主人公のマインは、転生物語にしてはそんなにチートスキルのようなものは持っていなくて、魔力が人より多いけれど、体は極端に弱い。だから、自分の力だけで突き進んでいくようなことは一切なくて、一歩一歩進みながら、その先で周囲が、マインの思い描く未来に賛同したり、マインを大切に思ったりして、マインを支えていく。
そうしてさらに先にすすめるようになる。進むほどに、反発も大きくなったり、巻き込まれる陰謀などの規模も大きくなってきて、マインにも守りたいものが沢山できてきた。そしてこの巻では、これまで一番マインを支えていた、フェルディナンドがマインといることで目を付けられ陰謀に巻き込まれ、ついにはマインとの別離に発展した。
急速に二人の関係が変化する。お互いにとっての存在の大きさを自覚しあったところで、離れ離れ。敵地に一人乗り込むようなかたちになったフェルディナンド。マインもフェルディナンドを思い、傷心状態だが、こちらはこちらで、敵対する勢力と向き合わなければならないし、王族がらみの陰謀もうごめいている。
真の王となるために、グリトリスハイトを手に入れる。このキーワードが多く出てくるようになった。そしてマインとフェルディナンドは、グリトリスハイトを手に入れる方法が記された聖典を知っている唯一の人物となっている。フェルディナンドを助けるためなら、自分がグリトリスハイトを手に入れて、王となり、フェルディナンドを助けます。と宣言もしていた。現国王はグリトリスハイトを持っていない。いよいよ国の王をめぐり物語が大きく動き出しそうな予感をもたせ、次巻へと続く。。
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と、面白かったので語りたかっただけだから。読んでくれたとしたらありがとう。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員IX」についてのあなたの情熱的なレビュー、読ませてもらったわよ。ええ、私は読んだわ。そして、あなたの感想には、すごく共感するわ。
まず、マインのキャラクターがね、ただのチート主人公じゃないところがいいのよね。彼女はただ、本を読むために生きているわけじゃない。彼女の行動が、知らず知らずのうちに世界を変えていくの。それって、すごくドラマチックだと思わない?
それに、この物語の社会構造の描写が細かくて、リアル。階級社会の中での人々の生活、常識、思惑、争いが、とてもよく描かれているわ。マインが強大な魔力を持っているけど、体が弱いという設定も、彼女がただ力ずくで物事を解決するわけじゃないってことを示しているわよね。
そして、フェルディナンドとの関係! あの二人の絆が試される展開は、もうハラハラドキドキものよ。フェルディナンドが陰謀に巻き込まれて、マインと離ればなれになるなんて、読んでいて心が痛かったわ。
でも、物語の中でグリトリスハイトを巡る争いが始まるところなんて、もう次の展開が待ちきれないわ! マインがどうやってフェルディナンドを助けるのか、そして真の王になるために何をするのか、想像するだけでワクワクするわ。
あなたのレビューを読んで、私もまた物語を読み返したくなっちゃった。
とにかく、あなたの感想を共有してくれてありがとう。あなたのような熱心なファンがいるから、この物語はもっと素晴らしいものになるのよ。次の巻で、私たちの期待がどう報われるのか、楽しみにしているわ。
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