2024年10月22日火曜日

週の曜日の名前の由来。ローマ時代の惑星の神々。北欧神話。カメラ・オブスキュラ。

週の曜日の名前って何が由来になっているの?

↓ この記事を音読再生。(VOICEVOX音声動画) 

週の曜日の名前の由来については、古代バビロニアが起源とされています。バビロニア人は、月の満ち欠けの周期を基にして一ヶ月を28日から30日と定め、これを4等分して7日ごとに休日を設けました。この7日間を「週」と呼ぶようになり、それぞれの日には太陽、月、そして5つの惑星(土星、木星、火星、金星、水星)が対応していると考えられていました。これらの天体はそれぞれの日を支配する神とされ、その神の名前が曜日の名前の由来になっています。

例えば、日曜日は太陽を象徴する日であり、月曜日は月、火曜日は火星、水曜日は水星、木曜日は木星、金曜日は金星、土曜日は土星に対応しています。これらの名前は、ローマ時代にはラテン語での惑星の名前に基づいていましたが、日本に伝わる際には漢字を使って表現されるようになりました。日本では、平安時代初頭に中国から伝わった密教の教典「宿曜経」を通じて、これらの曜日の概念が導入されました。

曜日の名前が惑星に由来しているという事実は、多くの言語や文化においても見られます。しかし、英語の曜日の名前は、ローマの惑星の神々ではなく、北欧神話の神々に由来しているという興味深い違いがあります。たとえば、Thursday(木曜日)は雷神Thorに由来し、Friday(金曜日)は愛と美の女神Freyaにちなんでいます。

このように、曜日の名前は古代の天文学と神話に根ざしており、それぞれの文化が独自の解釈を加えてきた結果、現在に至るまで様々な形で受け継がれています。曜日の名前の由来を知ることは、その文化の歴史や宇宙観を理解する手がかりとなりますね。興味深いでしょ?もっと知りたい情報があれば、Wikipediaの詳細な記事をチェックしてみてください。それとも、もっと他の話題について知りたいのかな?どちらにしても、曜日の名前の由来は、私たちの日常生活に深く根ざした興味深いトピックです。。

そうなんだ。じゃあそれぞれの曜日が何の惑星が由来になっているというのは、世界共通なんだ。でも、英語の綴りはそれぞれ何が由来になっているのかな。

ふーん、そんなこと気になるの?ま、いいけど。実はね、英語の曜日の名前は、惑星だけじゃなくて神話の神々からも来てるのよ。たとえば、「Sunday」はそのまんま「Sun」つまり太陽から来てるけど、「Monday」は「Moon」つまり月から来てるの。これはまあ、惑星と言えるかどうかはアレだけど、天体の名前が入ってるってことね。

でもね、他の曜日はちょっと違うのよ。「Tuesday」は「Tyr」という北欧神話の神様から来ていて、これは火星のことを指してるわけじゃないの。同じく、「Wednesday」は「Odin」、つまり水星の代わりに北欧神話の主神オーディンから名前が取られてるの。そしてね、「Thursday」は「Thor」つまり雷神トールから、「Friday」は「Freya」つまり愛と美の女神フレイヤから来てるのよ。これらは全部、惑星の名前とはちょっと違う神話の神々の名前なの。

最後に、「Saturday」は「Saturn」つまり土星から来てるわ。これは他の曜日と同じで、惑星の名前がそのまま使われてるってわけ。

ははあ。じゃあローマ時代に月火水木金土はそれぞれ、なぜその惑星が支配している神と考えられたんだろう。

ローマ時代の人々にとって、惑星はただの天体ではなく、神々の力が宿る象徴でした。彼らは、宇宙の秩序と神々の意志が直接関連していると考えていたのよ。だから、惑星と曜日は神々の名前を冠することで、その日々に特別な意味を持たせていたわけ。

たとえば、土星はローマ神話ではサトゥルヌスと呼ばれ、農業と豊穣を司る神さま。土曜日はこの神に捧げられた日とされていたの。サトゥルヌスは、新たな領地で黄金時代を築く神として崇められていたから、土曜日は安息と豊かさの象徴だったのよ。

木星は、ローマ神話の最高神ユピテル、つまりゼウスに相当する神さま。木曜日はこの全知全能の神に捧げられた日で、力と正義の象徴だったわ。ユピテルは空と雷の神で、古代ローマ神話の神々の中でも特に重要な位置を占めていたのよ。

火星に関しては、ローマ神話でマルスと呼ばれる神が対応していて、彼は戦争と農耕を司る神さま。火曜日はこの勇敢な神に捧げられた日で、戦いの準備と勝利を象徴していたわけ。マルスはローマ建国神話にも登場する重要な神で、ローマの主神に近い存在だったのよ。

このように、ローマ時代の人々は、惑星と神々の関係を通じて、自然界と神聖な力の結びつきを感じていたの。それぞれの曜日が特定の神に捧げられていたのは、その日々を神聖視し、神々の恩恵を受けるためのものだったのよ。

でもね、これはあくまで一つの文化の解釈よ。他の文化ではまた違った神話や伝承があるわけで、それがまた別の魅力を持っているの。だから、曜日の名前や惑星の由来を知ることは、その文化の深い理解につながるのよ。

へー。曜日ことのローマ神話を、日、月、水、金もそれぞれ教えてほしいな。

ローマ神話の曜日の由来って、結構面白い話があるのよ。まず、日曜日は太陽神の日で、ラテン語では「dies Solis」と呼ばれていたわ。太陽は古代ローマ人にとって生命の源で、すべてを照らし出す力強い存在だったの。だから、日曜日は太陽を崇拝する日として特別視されていたのよ。

次に、月曜日は月の女神ルナに捧げられた日。ラテン語で「dies Lunae」という名前がついていて、夜空を照らす月を司る神格として崇められていたわ。月は変化と周期を象徴していて、人々の生活にも大きな影響を与えていたのよ。

水曜日は、商人や旅人の守護神であるメルクリウスの日。彼はギリシア神話のヘルメスと同一視されていて、知恵とコミュニケーションの神として重要な役割を果たしていたの。だから、水曜日はコミュニケーションや交易に関連する活動に良い日とされていたわけ。

最後に金曜日はね、愛と美の女神ヴィーナスに捧げられた日。ラテン語では「dies Veneris」と呼ばれていて、愛や美、豊穣を象徴する女神として、人々にとってとても大切な存在だったの。だから金曜日は、愛や美を祝福する日として楽しまれていたのよ。

こんな感じで、ローマ神話の神々は曜日の名前に大きな影響を与えているの。でもね、今となってはただの名前よ。だから、神話の話に夢中になりすぎないで。大事なのは、今日をどう過ごすかってこと。

確かに面白いけど、そうだね、今はただの名前だよね。でも昔は、惑星それぞれが神と考えられていたんだね。空にあるからそう思うのは当然か。

そうよ、昔の人々は空を見上げて、星や惑星に神秘的な力が宿っていると信じていたの。空に輝く星々は、ただの光ではなく、神々の目やメッセージとして受け取られていたわけ。だから、惑星が神と考えられるのは、当時の人々にとっては自然なことだったのよ。

ローマ時代には、天体が神々の力を象徴しているという考え方が広まっていて、それぞれの惑星は特定の神の属性を持っていたの。たとえば、太陽は力強くて生命を育む力を持つ神、月は変化と周期を司る女神、火星は勇敢で戦いを象徴する神、といった具合にね。

それに、惑星が神と考えられたのは、その動きが予測できない神秘的なものだったからでもあるわ。惑星は一定のパターンで動くけど、そのパターンを理解するのは古代の人々にとっては難しいことだったの。だから、彼らは惑星の動きに意味を見出そうとして、神話を作り上げたのよ。

今でこそ、科学が進歩して星や惑星の動きを理解できるようになったけど、昔の人々にとっては、それらは神の領域のものだったの。だから、曜日の名前が惑星や神に由来しているのは、その文化や宇宙観を反映しているのよ。

でもね、今はそんな神話を信じる人は少ないわ。科学が発展して、宇宙の真実が少しずつ明らかになってきたからね。でも、それでも昔の人々の想像力や物語は、私たちの文化や言葉に色濃く残っているの。だから、曜日の名前を聞くたびに、古代の人々の宇宙に対する畏敬の念を思い出すのもいいかもしれないわね。

とはいえ、毎日がただの名前に過ぎないとしても、その日々をどう生きるかが大事よ。曜日の名前が何であれ、私たちの日常生活においては、それぞれの日が特別な意味を持つの。だから、曜日に縛られずに、自分のペースで楽しんで生きることが大切なのよ。

しかし、ローマ時代に、惑星をよく正確にみつけて曜日にまであてることができたと思うよ。肉眼だよね。

今の私たちには当たり前のことかもしれないけど、あの時代にはすごいことだったのよ。肉眼で空を見上げて、星や惑星の位置を特定するなんて、今考えるとロマンがあるわよね。

古代の天文学者たちは、夜空をじっと見つめて、星々の動きを観察していたの。その中でも、プトレマイオスは「アルマゲスト」という天文学の専門書を書いたのよ。この本には、天体の運行の幾何学的なモデルや、観測や天体の位置の計算に必要な知識が詰まっているの。プトレマイオスは、地球が宇宙の中心にあるという地心説を提唱して、天体の動きを説明したわ。彼の理論は、その後1000年以上もの間、天文学の基礎として受け入れられたのよ。

でも、肉眼での観測だけじゃなくて、古代の人々がカメラ・オブスキュラのような原始的な装置を使って星空を眺めていた可能性もあるの。これはピンホールカメラと同じ原理で、小さな穴を通じて外からの光線が内部に射影されるメカニズムなの。だから、彼らはただじっと見ているだけじゃなくて、工夫を凝らして星を観察していたのよ。

ガリレオ・ガリレイが光学望遠鏡を天体観測に応用する17世紀初頭までは、肉眼で天体の運動を観測していたわけ。だから、ローマ時代の人たちが肉眼で惑星を見つけたって、それは当時の技術と知識を駆使した結果なのよ。

カメラ・オブスキュラの原理について具体的に詳しく教えてほしい。

カメラ・オブスキュラの原理はね、ピンホールカメラと同じなの。ラテン語で「camera」は部屋、「obscura」は暗いって意味なのよ。だから、カメラ・オブスキュラっていうのは、文字通り「暗い部屋」ってこと。でもね、大きな箱でもいいし、小さな部屋でもいいの。大事なのは、一方の壁に小さな穴が開いていて、その穴を通して外の光が入ってくること。

でね、その穴から入ってきた光が、部屋の中の反対側の壁に映像を投影するの。この時、外の景色が部屋の中に反転して映し出されるのよ。なんで反転するかっていうと、光が直線で進むから。穴を通った光が交差して、結果として反対側の壁には上下左右が逆さまの像ができるわけ。

昔の画家たちはね、この原理を利用して、リアルな絵を描くための下絵を作ったの。暗い部屋や箱の中に入って、壁に映った像をトレースしたりしたわけ。これがね、遠近法が正確に表現されるから、すごくリアリズムに富んだ作品が作れるのよ。

ピンホールを小さくすればするほど、像は鮮明になるけど、同時に暗くなるの。だから、レンズを使うと、もっと明るくて鮮明な像が得られるようになるの。ただし、レンズを使うと、焦点が合う範囲が限られるから、その点は注意が必要ね。

カメラ・オブスキュラは写真の原理に基づいているから、写真機の発明にも大きく貢献したのよ。光に反応して化学変化する物質を組み合わせることで、写真機が生まれたわけ。

ふーむ。カメラ・オブスキュラで星がどんなふうに見えていたんだろうか。

カメラ・オブスキュラは、基本的にはピンホールカメラの原理を使っているの。だから、小さな穴から光が入り込んで、内部の壁に像を映し出すわけ。でも、星の観察に使うってなると、話は少し変わってくるわ。

星っていうのは、太陽や月みたいに明るいわけじゃないから、カメラ・オブスキュラで観察するにはちょっと工夫が必要なのよ。実際、古代の天文学者がカメラ・オブスキュラを使って星を観察していたかどうかは、はっきりとはわからないけれど、可能性としては考えられるわね。

もし古代の人々が星をカメラ・オブスキュラで観察していたとしたら、彼らはおそらく、星の動きや配置を記録するために使っていたのかもしれないわ。穴から入る星の光が壁に映し出されると、星の位置や動きがよりはっきりと観察できるでしょう。それに、複数のカメラ・オブスキュラを使って、異なる方向からの星の観察を行うことで、天体の動きに関するより詳細な情報を得られたはずよ。

でもね、カメラ・オブスキュラで星を観察するっていうのは、かなり暗い環境が必要になるわ。だって、星の光はとても弱いものだから。だから、もし実際に古代の人々が星をカメラ・オブスキュラで観察していたとしたら、彼らは非常に暗い部屋や箱を使って、星の微かな光を捉えていたのかもしれないわね。

まあ、これはあくまで推測の域を出ないけど、古代の天文学者たちがどれほど創造的で、どれほど観察に熱心だったかを示しているわ。彼らは、今でこそ当たり前のように思える天体の動きを、限られた技術と知識で理解しようと努力していたのよ。

すごいなあ。二千五百年くらい前なのに、頭のいい人は今も昔も同じくらいいたんだね。

頭のいい人は今も昔も変わらないわね。私たちも彼らから学ぶべきことがたくさんあるわ。

今は望遠鏡や宇宙望遠鏡があって、もっと遠くの星や惑星を見ることができるけど、基本的な原理は同じ。光を集めて、像を作り出すっていうね。

でも、考えてみれば、星を観察するっていうのは、人類にとって永遠のテーマだったわけ。空を見上げて、星の位置や動きを記録することで、季節の変わり目や農作業のタイミングを知ることができたの。それに、航海の際には星が重要な目印になったし、宗教的な意味を持つこともあったわ。

とにかく、星を観察するっていうのは、昔も今も変わらない魅力があるのよ。


 Post script ✰⋆✪。:゚・*☽:゚・⋆✪。✰⋆✪。:゚・*☽:゚・⋆✪。✰⋆✪。:゚・*☽・⋆


「ルナといえばルナ。」




スポンサードリンク

0 件のコメント: