機動戦士ガンダムを初めて見て面白さに驚いた話

最近初めて機動戦士ガンダムのアニメを見た。

映画版の３部作で、アムロがガンダムに初めて搭乗してから、

地球とジオン公国との１年戦争が終結するまでを一気に見ることができた。


↑機動戦士ガンダム劇場版メモリアルボックス（DVD)

初めは薦められたから、しかたなしに見たのだが、

すぐにテレビの前で正座して集中して鑑賞している自分がいた。

なんで今まで見なかったのか、相当面白いじゃないかとビックリした。

一度見ただけではストーリーが難しくてはっきり分かってないし、

ガンダムの世界は暗くてテーマは重いなと思ったが、だからこそ引き込まれた。


しかし子供の頃見ても訳が分からなかったかもなと思う。

「主人公は暗く引きこもりがち。正義は敵味方どちらにあるか判然としない。
子供には難解なストーリー。従来のロボットアニメにしては非常識な企画」
こうして愛知から「ガンダム」は生まれた！　東洋経済オンライン　より引用

というように、やはりガンダムの対象年齢は子供ではないようだ。


あらゆる場面で引用され続けている数々の名言なども、

初めてその背景を知り、感動の連続だった。

例えば、アムロの「親父にもぶたれたことないのにっ」

という場面になると、このシーンだったのかと興奮した。

しかし、この場面ではブライトがアムロをぶった後、

すぐ後ろを向いて胸を反らし、両腕から指先までをピンと伸ばして、

「殴ってなぜ悪いか。」と言った時の、

まるで舞台の上で芝居をしているかのようなポーズがとても気になって、

アムロよりブライトの方が印象的だった。

調べてみるとやはりブライトのそのポーズは有名なようだった(笑)


アムロが「マチルダさ～～～～～ん」と叫ぶシーンや、

シャアの「私にも敵が見えるっ」やギレンの「あえて言おう。カスであると。」

など、


というか、気になったシーンはたいてい、

検索してみると詳しく解説されたページがいくつも出てきて、

多くの人とその気になったという気持ちを共有できるのも、

ガンダムの凄い魅力だと思った。


見ていると、ガンダムがとてつもなくカッコよく見えてきて、

思わず↓のプラモデルをアマゾンで注文してしまった。

組み立てた写真を載せたいと思ったが、

著作権に触れるようなので、諦めた。

ガンダムのプラモデルは、小学生の頃SDガンダムという、

２頭身くらいのやつを何体か組み立てた以来だった。

その頃は、プラモデルにはいっぱいシールが付いていて、

そのシールで色分けや表面の機器を表現していて、

それを上手く貼れないとまったく味気ない作品にしかならなかった記憶がある。

そしてそれがいつもうまく貼れないので、残念なSDガンダムを量産していた。

しかし、今回組み立てたガンダムはその頃よりかなり進化していた。

初めから色分けされたパーツに、精密に設計された稼働部、

本当に細かいところまで再現されたひとつひとつの部品。

ガンプラ設計者が相当拘っていることがよく分かる。

その分細かいパーツも多くて、

どこから本体でどこからいらない部分なのか良く分からなくて、

切り離すのに戸惑うようなこともあった。

完成した姿は、何度見てもほれぼれするようなカッコよさ。

こんどはシャアの乗っていた赤い彗星を組み立てたいなと思っている。


そして次は劇場版の逆襲のシャアを借りてみようと思っている。

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