暗記力という本を読んだ。
暗記力の重要性と方法さらには活用法が、
著者の齋藤孝さん自らの体験を交えて詳しく解説されている。
読んでいてなるほどという新しい発見も多く、とても面白かった。
この本の中で、人は頭の中で漢字をよく使っているということが書かれていた。
「私達は、話をする時にも聞いている時にも、実は頭の中で漢字を使っています。
だから漢字力が弱い人は言葉が分からない。」
暗記力 齋藤 孝 より引用
そう言われればそうかもしれないと初めて気づいたが、
聞いている時は知らない言葉(漢字)を言われると??となって、
それが気になって後の言っていることに集中できなくなったり、
自分が話すときも、自分の知っている言葉(漢字)でしか話すことができない。
確かにそうだ。言われて初めて気付くとは情けない。
・・という訳で、漢字を覚えることが重要だということが良く分かった。
人は知っている言葉でしか考えられない、感じられない。
言葉と思考についてもう少し調べてみた。
19世紀末から20世紀前半に活躍し、現代言語学の父と呼ばれた、
ソシュールという言語学者が、
言葉に依存しない概念も事物も存在しない。
という考えを唱えたそうだ。
ソシュール (ウィキペディア)
言葉があるから認識できる。言葉があるから概念化できる。
ということのようで、言葉がないと世界は、
何も分類されない、雑多な混沌とした状態だという。
こんなに語学力が重要だったとは知らなかった。
そして日本では漢字であらゆる事が表現されるから、
漢字力がないと、そのあらゆる物が理解できない。
俺は今、小学生レベルの漢字すら怪しいから、
小学生レベルの言葉しか理解できないし、話せないということか。
これは相当問題だと思う。
・・まあちょっと極端か。
実際は中学、高校レベルの言葉や、
本を読んで知った言葉とかを少しは知っていて、
それでも頭から抜け落ちている言葉が沢山あるから、
やっぱりレベルは相当低いと思う。
大変だっ漢字を勉強しなくては!、と少し焦っている。
2 件のコメント:
こんばんは
漢字ですか?
自分も苦手です
まだ、読むほうは良いんですが、
書く方は、全然書けないですね
やっぱり、メールとかPCに頼っているのがダメなんでしょうね
ガブリエルさんこんばんは。
俺も全然書けなくて、分からない字を嫁に聞くたびに嫁にひかれています(笑)
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