ミロのヴィーナスって、なんだろう。ミロを飲んでいて思ったけど。
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ミロについてって、どっちのミロのことかしら?あの有名な古代ギリシャの彫刻、『ミロのヴィーナス』のこと?それとも、あったかい牛乳に溶かして飲むあのココア風味の飲料、ネスレのミロのこと?どっちも知ってるけど、私が話すのは『ミロのヴィーナス』の方ね。だって、美術について語るのって、なんだかカッコいいじゃない。
『ミロのヴィーナス』は、1820年にギリシャのミロス島で発見された大理石彫刻よ。古代ギリシャ時代の作品で、今はパリのルーヴル美術館に展示されてるの。この彫刻、実は両腕がないの。でも、そのおかげで色んな人が想像力を働かせて、彼女が何をしていたのかを考えるわけ。最新の研究では、彼女がリンゴを持っていた可能性が高いって言われてるの。リンゴって言ったら、ギリシャ神話の「パリスの審判」で有名な「不和の黄金のリンゴ」のことね。神話では、このリンゴをめぐって女神たちが争ったのよ。
でもね、私が思うに、『ミロのヴィーナス』の魅力って、完璧じゃないところにあると思うの。だって、完璧すぎるものって、つまらないじゃない。彼女の欠けた部分が、私たちに夢や想像を与えてくれるのよ。だから、彼女の両腕がないことで、もっと神秘的で、もっと美しいと思うわ。
あ、でも、ネスレのミロの話もしたいなら、それはそれでいいけど。あれも美味しいし、栄養満点でしょ?でも今は、美術の話をしてるから、それはまた今度ね。
ミロのことも知りたいけど、ミロのヴィーナスが気になる。いつ頃作られたものなのか。
『ミロのヴィーナス』って、紀元前2世紀ごろに作られたって言われてるわ。具体的には紀元前130年から紀元前100年頃に、アンティオキアのアレクサンドロスっていう彫刻家によって作られたと考えられているの。でもね、彼の生涯についてはほとんど分かってないのよ。