ずっと父がパチンコに通うのが不思議だった。
小さい頃は、凄く面白いところなんだろうなと理解していたが、
大人になってから、実際に自分もパチンコ店に行ってみると、
ジャラジャラとうるさく感じ、どんどん千円札が無くなっていくし、
それがなんとも悲しかった。
それでも続けていたら、訳も分からず大当たりしたらしく、
2万円くらい儲けることができた。
それでもあまり嬉しくなく、
一緒に来ていた同僚に、ビギナーズラックだ!良かったね!
と言われたが、付き合い以外ではもう来たいとは思わなかった。
上の催眠という小説の中に、
パチンコにハマる人の心理を解説している場面があり、
俺の疑問が解消された。
(ちなみに、小説自体は相当面白かった。
千里眼から読み始めたシリーズだが、
知的な展開と謎に魅了され続けている。)
心地よさを感じ、儲かると信じているから
単調なリズムを聞いている時、理性の意識水準が低下する。
パチンコでは、一定のリズムで打たれる玉とドラムが回転して反復される音階が、
この単調なリズムにあたる。
さらに、パチンコ台のように、
不規則に光が点滅すると、他のことに意識がいかなくなり、
受動的な注意集中状態になる。
それでさらに意識水準が低下し、
深いトランス状態に入る。
この状態になるとパチンコをしている人は、
とても心地よく感じていて、
理性も働かなくなっている。
そしてパチンコには、大当たりすれば儲かるという、
暗示があり、
それを簡単に受け入れてしまう。
儲からないとしても、トランス状態の心地よさを味わう為に、
パチンコに通うようになる。
このような状態になりやすい人と、
なりにくい人がいて、
なりやすい人がハマっていく。
こういう、催眠に入りやすいか、暗示を受け入れやすいかは、
騙されにくいというのとは違っていて、
意志のとても強い人でも、パチンコにハマったりする。
ということだという。
なるほど、父はそういうタイプの人間なのかもしれない。
ちなみに今は家族の反対もあり、行くことを禁止されている(笑)
それで楽しめているのなら、個人の自由だし、
ただ疑問が解消できて良かったと思う。
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2 件のコメント:
一時期、パチンコにはまった時期がありました
まぁ、ハマったといっても月に2~3回くらい行った程度ですが(笑)
でも、今は完全に辞めてしまいましたね
落ち着いて考えると、ギャンブルなので、
コッチが儲かることは少ないんですよね
でも、やっている時は、目の前が見えてないんでようね
ガブリエルさんこんばんは。
俺も、出張先などでは、毎日のように同僚などとパチンコに通いました(笑)最初は2万買ったのですが、それからは1万ずつくらい負けました。出張に行くと手当でだいたい給料が増えるのですが、それは完全に打ち消され、逆にマイナスになってましたm(- -)m
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