2013年7月7日日曜日
夏の必須アイテム?い草の様々な効果を調べてみた
今日、寝室兼リビングのマットをい草マットに変えた。
昨日まで、毛深い暖かなラグを敷いていたのだが、
今日はかなり暑かったので、急いで夏用の敷物を探しに行った。
そこでい草マットを購入して、さっそく帰って敷き変えてみると、
なんともさわやかで気持ちいい。
ひとしきりゴロゴロい草マットの感触を楽しんでから、ふと思い出した。
そういえばい草には、何か色々いい効果があると聞いたことがある。
ちょうどいいので調べて記事にすることにした。
い草は面に無数の気孔があり、
繊維がスポンジのように沢山の湿気を吸収してくれる。
冷やされた空気も保つ。
い草の構造上、スポンジのような弾力性がある。
その独特の足ざわりは、脳にもいい刺激になる
い草には、森林浴でリラックスできるのと同じ効果を期待できる。
い草が放出するフィトンやバニリンという成分は、
心身共にリラックスさせる効果や、鎮静効果(アロマテラピー)効果がある。
リラックスにより、、集中力も向上する。
また、足の微生物に対して抗菌作用があるから、足の臭いを軽減してくれる。
タバコの煙に多く含まれる、
二酸化窒素やホルムアルデヒドの吸着性に優れ、タバコ臭も取り除く。
薬草として飲まれていた。(江戸時代頃まで)
江戸時代の百科事典の和漢三才図会に記載されているようだ。
「イグサを細かくすりおろして灯心部分だけを取り出し、
これを煎じて飲むことにより感染による炎症を抑え、
水腫改善に効果があるとの記述があります。」
い草の効能 より引用
また、O-157やサルモレラ菌などの食中毒を起こす菌への殺菌効果と、
腐敗細菌に抗菌作用があることが分かっている。
最近食用化も進んできていて、食物繊維、ミネラルが多く、
食べると便通がよくなるという。
い草の寿命は使い方にもよるが、3年程度らしい。
表面がツルツルしている状態から、ザラザラしてきたら交換の時期だという。
日本産と中国産とで比べると、中国産の方が表皮が壊れやすいので、
日本産の方が丈夫で長持ちする。しかし中国産の方がはるかに安い。
調べるまで気にもしてなかったが、伊達家が購入したマットを見てみると、
メイドインチャイナだった。安かったからあたりまえだった。
い草は収穫するまでに、相当な労力が必要な作物だそうだ。
だから本来高価ない草が、安く手に入るのは、農薬や化学染料を駆使した結果で、
その成分が人体に有害であるかもしれない。
そのことを消費者はよく分かっていないといけないと思った。
(まあ、安い物には訳があるというのは分かっているつもりだけど、
それなりの経済力がないといいものばかりも買えないしな。)
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4 件のコメント:
イグサは日本(アジア)独特の物ですよね
イタリアは、床に座る事が無いので
カーペットとかも使わないですもんね(笑)
でも、こんな風に季節に合わせて家具を変えるって事も日本独特の文化ですよね
ガブリエルさんこんばんは。
そうなんですね、床に座らなければ必要ありませんよね。しかし、一切床に座らないのでしょうか?座りたくなる時ってありますよね(笑)
い草の匂いは 子供には苦手らしい。
なので 家が子供達の溜まり場になり
なかなか帰らない様なら
い草を敷くと嫌がって帰るらしい・・・
雑学です(爆)
こんばんは。
いつも、コメント有難う御座います。
い草といえば、畳と思ったら、
こんなマットがあるのですね。
私は、今フローリングですが、
畳には、昔の知恵が詰まっているのですね。
こういうものは、大切にしたいですね。
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