2013年7月10日水曜日
映画「るろうに剣心」の感想と次作「京都大火編/伝説の最期編」への期待
実写映画版るろうに剣心「京都大火編/伝説の最期編」が、
2014年夏に公開されるようだ。
ちなみに前作の映画「るろうに剣心」は、
地上波初放送で7/26日の金曜ロードショーで放送されるようだ。
(後日追記:放送された内容は、上映時間134分の内、
40分ほどもカットされていたようだ。これでは、
短い時間に絶妙に詰め込んだストーリーも、
崩壊してしまっていた。残念。)
映画「るろうに剣心」は、本当に面白かった。
なにより驚いて、嬉しかったのが、
原作を読んでいた時に感じていた、
飛天御剣流の速さ、型、強さとか、
剣心の雰囲気などが、
映画を見て感じたものと同じだったこと。
複数の相手に囲まれ、その中心で早く激しく体をさばき、
逆刃刀を振り上げる、佐藤健君。
その姿はまさに緋村剣心!もうホントカッコイイ。
剣心を演じられるのは、佐藤健君以外いないと、
監督も、プロデューサーも原作者の和月先生も思っていたらしい。
「なぜ連載終了から13年を経た今、実写化が企画されたのか?
答えは、極めてシンプルだった。
ようやく緋村剣心を演じられる役者が現れたからだ。」
映画「るろうに剣心」公式ページより引用
剣心だけでなくて、他の登場人物達にも、
原作の魂がちゃんと乗り移っていると感じた。
特に吉川晃司さんの刃衛は、健君の剣心と同じくらい刃衛だったと思った。
あとは、映画の2時間ちょっとで、剣心が薫殿と出会って、
剣心組(弥彦、左之助、恵)を結成し、武田観柳を倒し、刃衛を倒すところまで、
どんどん進んでいくのに、うまくまとまっている。
監督の大友啓史さんが、るろうに剣心の物語を深く理解して、
物語の核を崩さないように、ものすごく考えて、
この映画の構成を組み立てていったんだろうなと思う。
大友組と呼ばれる、るろうに剣心の映画製作に関わった方々は、
大友監督に信頼され、任されて、その最大限の力を発揮したという。
確かに映画から、みんな全力でやっているぞというオーラを凄く感じた。
映画の最初から最後まで、どこかピリッとした緊張感というか、
しまりがある感じで、要はダレていない。
だから、観る側も真剣になる。
映画の内容とは別に、
誰かが成し遂げた凄い物に出会った時に感じる、
ジェラシーのようなものまで感じてしまった。(笑)
是非このクオリティーで、
「京都大火編と伝説の最期編」を作ってほしいなと思う。
大友組の皆さん、頑張ってください。楽しみにしています。
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3 件のコメント:
続編が製作されるんですね
前作の映画は、まだ見てないですが、
漫画は読んでました
何で?今頃って思ってましたが、
作品に合う、役者さんが居なかったんですね
そこまでこだわっている作品ならぜひ見たいですね
とりあえず、今度のテレビで放送される分はみたいと思います(笑)
こんにちは。
訪問&コメント有難う御座います。
マジですか!?実写版の次回作って。
アニメでは、映画1回だったと思うのですが・・・。
実写版が人気があったのは、
ブログでも多くの方が紹介していたので、
知ってはいたのですが、
原作ファンの私としては、認めたくない部分がありました。
TVで放送するということで、見てみたいと思います。
その後、次回作は、見るかどうか、考えたいと思います。
私は、アニメがもう一度、昔の感じで復活して欲しいです。
ガブリエルさんこんばんは。
かなりこだわって制作されたようです。それも含めて、観てみる価値はあると思います。
ランスロットさんこんばんは。
俺は映画化するって聞いて、絶対原作の剣心のカッコよさを表現できないだろうって思ってました。でも、実際見てみて、カッコいいです。
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