無精卵を産んで、温めて、諦めて、卵を放りだして、
さあ、やっと産卵モードが終って、通常通りの生活を始めてくれるかな?
と思いきや、何日か後に再び卵を生み出すセキセイインコのごくう。
毎日インコの体調を気にしたり、暖かい環境を作ったりする日々から解放されて、
やっと愛鳥と遊べるかなと思っていたのに、
またなのか・・・。と愕然としてしまう。
こんなふうに産卵モードがエンドレスに続いてしまうと、
セキセイインコにとって非常に危険な状態になる。
卵詰まり、体力の低下、セキセイインコの生命力は人間よりずっと小さいので、
何かあるとそれがすぐ、命に係わる事態になる。
だから、卵を産ませないようにすることが大切になる。
まず、卵を産むということは、卵を産める環境が整っているということで、
その環境を整えないことが卵を産まさせないことにつながる。
それは、安心して生活できていて、暖かくて、エサも心配なく、
巣にできるものがあって、敵がいないというようなことだ。
この中で、巣以外は、家で大事に飼われているセキセイインコなら整っていると思う。
飼い主にできることは、巣になりそうなものを置かないことが一つと、
エサはカナリヤシードなどの高タンパクのものをあたえすぎないこと。
あとは、あまり安心させすぎないように、カゴに入れたまま外をすこし散歩してみたり、
ケージを置く位置を時々変えたりして、落ち着かせなくしたりすること。
(あまり連れまわすのは、ストレスになりすぎてよくないけれど、
もともと自然界では外敵にさらされながら生きているし、
卵を産みすぎてしまうよりはいいと思っている。)
お出かけ用の鳥かご |
ドライブに連れてきたごくう |
皿のような形状をしていればなんでも巣にしてしまう。
ワラの巣 |
塩土が入ったカップを巣にしたごくう |
ミネラルボレーを入れていた皿を巣にしたごくう |
手作りの巣箱。これがいちばん気にいっていた。 |
つまりは、何も置かない方がいいということが分かった。
(ワラの巣や巣箱は、ごくうが変なとこに卵を産んでしまった時に、
そこよりかはいいと思って設置したもの。)
あとは、卵を産むきっかけをつくらないこと。
背中をさすられたら、交尾をされたと思って卵を産んでしまうので、
背中を触らないように気を付ける。
人形などのおもちゃは、交尾の対象になってしまうので、
与えないようにする。
鏡は、映った自分を別のセキセイインコと勘違いして恋をしてしまい、
交尾したと思って卵を産んでしまうので、鏡で遊ばせないようにする。
鏡のおもちゃはいっぱいあるので、
飼っているインコが雌ならば気をつけないといけない。
鏡は全部テープで隠した |
反射した自分が映るような綺麗で大きな鈴なども、そこに映った自分を雄に見立てて、
交尾したつもりになったりするので危険。
伊達家では、いまのところこれらの対策で、
エンドレスに産卵モードになることは避けられている。
年に2回くらい暖かい時期(春、秋)に産卵するのは自然のことで、
このときは思い切り産卵モードに入ってもらって、こちらもしっかりサポートすればいいようだ。
しかし、それ以上に産卵を繰り返すのは異常で、
危険なのでなんとか阻止しなければならない。
スポンサードリンク
3 件のコメント:
こんばんは
インコって、色んな物を巣にしてしまうんですね
居心地の良い巣は、インコも嬉しそうですけどね
でも、卵を産んだりして、ダメな場合もあるんですね
でも、ごくうちゃんの体の事を考えると、仕方が無いですよね
こんにちは
インコは
飼いやすいイメージが
あったのですが、
卵でここまで
負担を持ってしまうとは・・・
オスとメスでは
育て方をきちんと考えなければ
いけませんね。
ちなみに、私も
遠い昔にインコを2匹飼っていましたが、
2匹ともオスでした
こんにちは。
いつも、コメント有難う御座います。
以前も記事にしていましたけど、
すごく大変ですね。
普通に考えるとたまごを生むことは、
良いことだと思うのですけどね。
背中をさするだけでも、ダメなんですね。
生き物は、やっぱり大変ですね。
これからも、元気でいることを祈っています。
コメントを投稿