どんどん増えるペットショップとその影にあるいろいろな問題

最近ペットショップが増えてきた。

大型のペットショップが競うように開店し、

いつもその店の駐車場は警備員が整理しなければならないほど車と人で溢れている。

それほど需要があるのだろう。

実際我が家にも、こじろう（柴犬）とごくう（セキセイインコ）が住んでいて、

ペットショップにエサなどを買いに行くことも多い。

　
しかし、その光景は少し気持ち悪いと思ってしまう。

生き物をこんなに大々的に売り買いしていいのだろうか。


ペット業界が大きくなれば、それだけ売れ残ったりするペットも増えたり、

ただ売るためだけに無理に繁殖させられて、愛情もなく飼育されて、

檻やケースごしに買われるのを日々待っている動物も増える訳で、

とても複雑な気分になる。（そうでないショップとそんなショップがあるだろう）

飼われた先でも、簡単に購入できるから無責任な飼い方をされたり、

捨てられたりすることも増えると思う。

最後は保健所なんだろう。


伊達家もごくうはペットショップで購入したし、

この出会いにはとても感謝している。

これはごくうや小次郎を飼い始めて、初めて思いだしたことで、

それまでは関心すらなかった。


ごくうを飼うために購入した、

「セキセイインコの救急箱　100問100答」という本の最後には、

オウムやインコ、フィンチ類は、生息地では大量に乱獲され、

絶滅の危機にさらされていると書かれている。

ワシントン条約等で厳しく取引の規制が行われていてもなお、

密漁や非合法な売買が後を絶たないようで、密漁された鳥達の需要のほとんどが、

ヨーロッパや日本からのものであるそうだ。



こんな記事を見つけた。

動物取扱責任者の認可を取り下げられ、

販売禁止になったペットショップに残された鳥の記事だ。

元ペットショップから９５羽の鳥をレスキューしました（レポート①）

元ペットショップから９５羽の鳥をレスキューしました（レポート②）

ペットショップでひどい環境にさらされている動物も確実にいるということだろう。


他にも探せば探すだけ、嫌な情報がいっぱい出てくる。

知れば知るほど恐ろしくなる。

NHKで放送された内容


ここでは、ペットの大量放棄の問題、日本人の子犬にしか興味を示さない問題、

ペットのネット販売の問題、虐待の問題など詳しく書かれている。


なぜ繰り返される　ペットの悲劇



問題が大きすぎて、色々ありすぎて、個人ではどうすることもできない感じだ。

自分ができることはあまり思いつかないが、

これからは、ペットショップの質をきちんと見極めて、

いい加減な管理をしているところでは、何も買わないようにしようと思う。

みんながそうすれば、ひどいペットショップも減ると思う。

その一人になろう。

あとはもちろん小次郎とごくうを大切にしていくこと。

・・・もうあとはよくわからない。分かったらまた記事にしよう。

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