2013年8月11日日曜日

インディゴの夜。夜の街の魅力と危険に引き込まれる小説。



姉御肌のホストクラブのオーナーと、その人を慕うホスト達が、

夜の街で起こる様々な事件に、にわか探偵団となり挑んでいく物語。


題名を見て、どこか外国の町の物語かと思って読み始めた。

シリーズで3冊並んでいたので、読みごたえもありそうだったし、

本の写真とタイトルがとてもカッコよく感じたもの理由だった。


読んでみると、思っていた内容と全然違って「あら?」と思った。

が、面白かった。

カバー写真から期待していた、

クールでさわやかな雰囲気はちゃんとあって、


このカバー写真は小説の中身を

とてもよく表している凄い写真だなと思った。


主人公は四十路前の高原 晶という女性。

フリーライターであり、ホストクラブのオーナーもしている。

物語は、男勝りでさっぱりしていて気持ちのいい、彼女の語りで綴られる。

読者は、街で起こる少し身近で、危険とスリルが十分な様々な事件を、

彼女と一緒に体験していくことになる。

主人公は思い切りがよく、どんどん行動するから、

物語の進行にもスピードがあって、

読んでいて気持ちが良かった。

ピンチの時も時々訪れるが、

彼女を信頼するホスト達が助けにきてくれる。


小説の中に漂う夜や明け方の空気、

気を許して一緒に飲める仲間達、

危険そうだけど惹かれる夜の街。

そんな世界がこの小説の中にはあって、

その世界に浸りたくなって、また本を手に取る。

どこかやみつきになってしまいそうな、

確かな魅力がある。


なんとなく、池袋ウエストゲートパークシリーズを思い出した。

ストリートで起こる事件や、主人公の語りなど、

ちょっと似ているかもと思った。


この前ブックオフで偶然見つけたが、

インディゴの夜のドラマのDVDセットが売られていた。

ドラマ化してたのかと驚き、

とっくにとても有名な小説なんだなと分かった。

それから詳しく調べたのだが、

現在単行本と文庫本で4作品が発売している。

2005年発売の「インディゴの夜」で、第十回創元推理短編賞を受賞。

最新作は、4作目の2010年発売「インディゴの夜 Dカラーバケーション」。

ドラマはフジテレビ系列局で2010年に、

13時30分から14時に昼ドラ枠で放送された。全63回。

「インディゴの夜 ドラマ」で検索すると、たくさんヒットして、

ハマった人も多かったようだった。


だから今更のような感じだが、

とても面白かったので、現在2冊目の

「インディゴの夜 チョコレートビースト」を読んでいる。

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3 件のコメント:

gabriel ガブリエル さんのコメント...

ドラマにもなった小説なんですね
残念ながら、小説もドラマも見た事無いです

ブックオフに行った時に探してみたいと思います

ロッソビアンコ さんのコメント...

こんばんは~

インディゴの夜
話に聞いたことがあるような
うーーん思い出せない
でも
この表紙の感覚で
西洋かと思ったら
国内というのは
なかなかその部分でも
そそらせる内容と言えますね

伊達嫁子 さんのコメント...

ガブリエルさんこんばんは。
俺もまったく知りませんでした。まあ昼ドラはなかなか気付きませんよね。さわやかで気持ちのいい小説でした。

ロッソビアンコさんこんばんは。
インディゴというのが外国の地名かと思ったのですが、実際はホストクラブの店名でした(笑)ですが、写真の雰囲気は小説にちゃんとあって、期待は裏切らなかったのです。