2013年9月8日日曜日

トッカン。お金と税金と働くことと、初めからぐー子と一緒に学んでいける小説



最近読んで、かなりハマってしまった小説。


税金滞納者から取り立てを行う、

鈴宮という、特別国税徴収官(トッカン)が主人公。

鈴宮は、言いたいことを言えずに「ぐっ」と詰まってしまうところから、

ぐー子というあだ名をつけられている。

そのあだ名をつけたのは、ぐー子の上司で、

京橋署の死に神とか言われている、

冷血無比で取り立ても相当厳しい、鏡というエリート。


ぐー子は、鏡のやり方に嫌悪感をもっていて、

自分の仕事にも疑問をもち、

でもそれらは全部「ぐっ」と自分の中にとどめて、

今日も鏡の支持に従って、税金滞納者の取り立てに向かう。

やりたいことや言いたいことを自分の中にしまい込み、

仕方がないから今の仕事をやっているという、

ぐー子の中途半端な仕事のやり方や生き方が、

税金を滞納してしまうまで追い込まれた、

必死の状態の人達と関わっていくことで、

どんどん否定されていってしまう。

次第に八方ふさがりのように追い込まれ、

とうとう完全に自分を見失ってしまったぐー子が、

上司の鏡や他の同僚、滞納者達に助けてもらったり、ヒントをもらい、

自分と改めて向き合い、なんとか一歩を踏み出していく、

そんな職業エンターテイメント小説だった。


お金ってなんだろう?

税金ってなんだろう?

働くってなんだろう?

そんな大きなテーマをもちながらも、

軽いテンポでどんどん進んでいく。

それでも登場人物たちの心情は丁寧に綴られ、

生き生きと頑張っているぐー子に引き込まれて、

あっという間に読んでしまっていた。


ぐー子が否定されていることが、

どこか自分とも重なるところがあるので、

ぐー子と一緒に悩み、

もがき苦しみながらも、

答えを見つける姿に感動したりしてしまい、

後半は泣きながら読んでいた。

涙で文字が霞んで読みにくかった。(笑)

そして読み終わった後はぐー子と一緒に少し成長した気分になり、

とても爽やかだった。


トッカンはシリーズで現在あと二冊でているようで、


まだまだ楽しめそうなので嬉しい。

これらを読んだ後、

改めてドラマをレンタルして観てみたいと思う。

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2 件のコメント:

gabriel ガブリエル さんのコメント...

これって、ドラマにもなりましたよね
面白くて、お金の事も学べるなんて良いですね

ドラマになるくらいなので、やっぱり面白いんでしょうね

伊達嫁子 さんのコメント...

ガブリエルさんおはようございます。
とても面白かったです(^^)
そして読みやすいですね、現在シリーズの3つ目を読んでいます。