2013年4月6日土曜日

犬が何かを覚える時、どんな覚え方をしているのか


今日もまた一つ、ボールが海に流された。

俺がノーコンでボールを海の沖に投げてしまう訳ではなくて、

小次郎がボール遊びの途中で海に入って、ボールを海に浮かべて遊ぶことがあって、

その時、引き潮であっという間にボールが沖に流されることがある。

小次郎は足のつかないところまでは行けないので、

「大変だっ大変だっ」と浜に上がって、また海にダッシュしてを繰り返す。

俺も、夏なら海に入ってとりにいくのだが、それ以外ではただ途方に暮れている。


しばらくして小次郎が、ボールを自分が無くしたことを忘れて、

俺にボールを投げろと要求してくる。

俺が「ボールは?」と言うと、それで思い出すのか、海までダッシュして沖を見つめたりする。

(小次郎は、ボールという言葉は覚えたようで、

ボールは?と言うとボールを持ってくるようになった。)

もうしばらくすると、完全に海にボールが流れたことを忘れたようで、

いつもボールを入れている袋の中に顔を突っ込んで、

ボールを探し出した。


海にボールを浮かべて遊ぶと、ボールが流されるということを記憶してほしい。

それとも、それが分かっていて、そのスリルを楽しんでいるのかもしれないが。

「ああ危ねえっ、もうすこし浮かべたボールを銜えるのが遅かったら、

ボールが流されるとこだったぜ」とか。



犬の記憶     参考にさせて頂いた記事(wanwanns-犬の記憶力について


犬には、実記憶(短期記憶)と連想記憶(長期記憶)があって、

今やったことを覚えている時間は10秒から20秒らしい。

それに対して、「お座りと言われてお座りしたらオヤツが貰える」というように、

お座りとオヤツを結び付けて記憶しているような、

連想記憶は、かなり長い期間覚えているようだ。

(このようなジェスチャーと言葉を使って覚えさせることが、

連想記憶になっているかどうかははっきりとはまで分かっていないようだ。)

この記憶できる期間は、連想した記憶が凄く嬉しいことや、

反対にすごく悲しいことであればあるほど、長くなるようだ。

それならば、すごく美味しいオヤツを使ったり、凄く褒めてあげたりすればするほど、

しっかり何かを覚えられるということだろう。


小次郎は、あと何個海にボールを流せば、

海でボールを浮かべる→流される→遊べなくなる→つまらない。

というふうに記憶してくれるだろうか。

現在漂流させたボールの数10個
というか、連想で覚えるのなら、

海に行く→ボールで遊べる→最高に楽しい。

という、すでに出来上がった連想記憶が邪魔して、

上のようなことは覚えないんじゃないだろうか・・。

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3 件のコメント:

ガブリエル さんのコメント...

こんばんは

犬のしつけでエサを与えたりしてますが、
長期記憶って言うんですね

きっと、こじろう君は、海で遊ぶのが仕方が無いんでしょうね
でも、無くしたボールの事は覚えていて欲しいですね
別の遊びを覚えたら、ボールは要らなくなるかもしれないですね

ランスロット さんのコメント...

こんにちは。

訪問&コメント有難う御座います。
あの歌をしていますか。
ファンタジアは、色々と移植されているので、
是非とも、プレイしてみてください。

犬は、本当に賢いですよね。
色々と他につながりがあり、覚えるのですか。
人間も、何かにつなげて、覚えるほうが、
覚えやすいかもしれないですね。

伊達家 さんのコメント...

ガブリエルさんこんばんは
そうですね、流されていくボールを見つめている時は、悲しそうな顔しているように見えるんですが、じっと見つめているし(笑)でも、楽しい記憶が大きくて忘れちゃうんでしょうかね。

ランスロットさんこんばんは。
それはそうですね、そういう記憶方法がありましたね。犬はそういう面では記憶するのが実は得意なのかもしれないですね。