魔方陣グルグルを再び買い揃えて最後まで読んでみた

最近懐かしくて、

ブックオフでドラゴンクエストの四コマ劇場を数冊購入した。

何も考えずに手軽に笑えて、やっぱりいいなと思った。

その中でも、特に面白いと思った四コマがあって、

その人の描いたものをまず探して読むようになった。

と、ガンガン編で楽屋裏のページがあり、

読んでみると、あの魔方陣グルグルの衛藤ヒロユキさんだった。




ドラゴンクエスト4コママンガ劇場 2

ドラゴンクエスト4コママンガ劇場 (ガンガン編1)

やはりさすが、ギャグセンスが素晴らしい！

だからまた、魔方陣グルグルも読みたくなってきた。

魔方陣グルグルは、小学生の頃にアニメ化もされてて、

毎週欠かさず見ていたし、コミック本も集めていた。

が、１３巻で集めるのをやめて、

そのうち全部売ってしまっていた。

あの頃なぜ売ってしまったのか、

売るとなんだか後から後悔することが多い。




まあたぶん、あの頃は理解できなかったのだと思う。

後半になるにつれて少し大人な物語も増えてきてたから。


結局、ブックオフを回って通って、

とびとびで買えるだけ買ってきて、それでもなかなか揃わない分は、

アマゾンで注文して、再び手元に揃えてしまった。

アマゾンに出店しているネットオフで買ったが、

中古だし変なのが届いたらどうしようと不安だったが、

とても綺麗な状態だったので、良かった。


１～１６巻。十数年ぶりについに最後まで読むことができた。

ああ、こんなに面白かったんだと、読みながら驚いた。

やっぱり子供の頃は、あんまり理解できてなかったんだなと思った。

あの頃は単純に、勇者が強くなって敵を倒せば喜ぶ、

ただそれだけを楽しんでいた気がする。

だからこのグルグルの主人公はあまり強くなったり、

カッコいい見せ場があったりとかないし、

ククリの心の中に迷い込んだり、向き合ったりは、

たぶんその時の自分が求めていたものと違ったから、

読むのをやめてしまったのだと思う。


あらためての感想は、

最初から本当に最後まで、センスにあふれたギャグがちりばめられ、

どうやってこれだけのことを思いつくんだろうと、

驚くほどのファンタジー感に、物語は常に大きなスケールを持っていて、

ワクワクドキドキする冒険が続き、

なにより全てに優しさとあたたかさが溢れている。


最後の魔王との対決で、まさかあんなに大爆笑させられるとは・・。

感動もしたし、しかも物語の芯は一本ちゃんと通っている。

すごいなあと本当に思う。

今思い出しても吹き出している。（笑）

もう売らずに、大事にこれから何回も読み返したいと思う。


そして、なんと現在、魔方陣グルグル２が連載中だという。



しかし、その前に、スピンオフでキタキタおやじが主人公の



武勇伝キタキタが１～７巻も出ていた。（７で完結）

さらに、魔方陣グルグル１～１６は、新装版で再発売されていた。



グルグル２が早く読みたいと思うが、

今回買ったのをあと数回読み返してからにしようと思う。

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