冬になると体が痒くてたまらないことについて

痒い。痒い痒い・・・。

腕や足がまず痒くなって、そこをかいていると、今度はそのまわりもかゆくなってきて、

まわりもかいていると、だんだん背中も痒くなってきて、だんだん全身が痒くなってくる。


そうやってどんどん肌が荒れ果てていく。

なぜ冬はこんなにも痒くなるのか、何か対策はできるのか、早急に調べよう。



かゆみを予防している皮脂が失われる


冬は湿度が低く、空気が乾燥しているので、皮膚の表面から水分が蒸発してしまう。


さらに、冷えた外気に熱を奪われ体温が下がるのを防ぐ為、

末梢神経が収縮して血流が悪くなることも、肌が乾燥する原因のひとつ。

血流が悪くなると皮膚の代謝が低下し、

皮脂や水分などの、皮膚の表面を覆う成分の分泌が少なくなって、

皮膚の潤いが失われる。

皮脂は肌の潤いを保ちかゆみを予防する役割があるが、

これが失われてかゆみが生じる。



かけばかくほど痒くなる悪循環


皮膚をかくことにより、角質層が失われて、

かゆみの原因となる物質が皮膚に侵入しやすくなってしまう。

そうやって侵入したアレルギー物質などが、

皮膚に存在するマスト細胞に刺激をあたえると、

ヒスタミンというかゆみの原因物質を放出して、

さらにかゆくなってしまう。

さらに、かけばかくほど神経が過敏になって、ますますかゆくなっていく。


他に、熱いお風呂などに入ると、皮膚膜や角質細脂質が壊れてしまったり、

血流が良くなったことで、それが刺激となってかゆみが生じたりする。


最初に血流が悪いとかゆみの原因になると書いたが、

血流が悪くなっても良くなってもかゆみが生じるらしい。

かゆみの原因は意外に結構あるようだ。



かゆみの悪循環を断ち切ろう


色々あったが、肌の保湿をしていれば、冬のかゆみは防げるということのようだ。

今、肌をかきすぎて角質が壊れていたり、神経も過敏になって痒くてたまらなかったりするなら、

これからまた肌をかくことで、さらにかゆみを増してしまうということなので、

とにかくかくのをやめて、肌に潤いをあたえ、保湿剤などを塗っておくのが良さそうだ。

俺もユースキンでも塗っておこうと思う。



でも全身に塗るのは大変だ・・。

いつもかゆいよりはましか。