2013年5月1日水曜日

千里眼。スケールも展開も極上のエンターテイメントでありながら心理学なども学べる小説



万能鑑定士Qの推理劇を読んだあと、

松岡圭祐さんの作品がもっと読みたくなったので、

千里眼を借りて読んでみた。


1999年6月に刊行されたベストセラー。

それから、どんどん続編がでているようだ。

この作品群を千里眼シリーズと呼ぶらしい。

調べてみると、旧シリーズとクラシックシリーズ(完全版)と新シリーズがあるようで、

俺が読んだのは、小学館文庫の旧シリーズのようだ。

小学館文庫の12作を旧シリーズとして、


そのあと角川文庫で再発売されたものがクラシックシリーズ(完全版)ということで、

内容にも大きく手を加えてあり、旧シリーズでは相手の目の動きで考えを読んでいたのが、

完全版では表情観察法で考えをよむように変わっていたりする。

(目の動きで考えを読むというのは、疑似科学であったと否定している)

さらにその後、新シリーズとして、クラシックシリーズの続編が発売されている。

この新シリーズは旧シリーズとは繋がりをもたないようで、

読むならクラシックシリーズからがよさそうだ。



内容は、

日本の国家転覆をはかるカルト教団、恒星天球教が敵。

彼らは、無差別爆破、ミサイル攻撃、情報操作など、

あらゆる攻撃をしかけてくる。

まったく事態の収拾ができず、困り果てる日本政府は、

千里眼※の異名をもつ臨床心理士であり、

天才脳外科医の友里 佐知子に協力を依頼する。

(※どんな人間の心の中でも見抜く技術を備えていると評判になり、

千里眼とあだ名されている。)

主人公はこの友里 佐知子の弟子の岬美由紀。

元自衛隊のパイロットで現在臨床心理士。

多数の言語に堪能で、武術に優れ、多趣味で博学。

本の表紙にも書いてあったが、まさに最強のヒロインである。

敵の心理を読み取り、推理し、危険な状況を繰り返しながら核心に迫っていく。

心理戦、格闘、戦闘機による空中戦、

あらゆる状況に対応する主人公が凄すぎて、それを読んで体験できる爽快感がある。

恒星天球教との戦いの中、事態は二転三転し、息をつかせない面白さがある。

ラストに向けてどんどんどんと盛り上がり、最後はどどどどんと終わる感じ。

最高に面白かった。


2000年に映画が上映されていたようで、是非観たい。

(後日追記・・・観てみたが、映画で小説の内容を表現しきれなかったようで、

かなり中途半端な印象を受けた)




万能鑑定士Qシリーズも、千里眼シリーズも、

物語の中に凄い知識が詰まっているので、読んでいてとても勉強になる。

そして本当に面白いし、当然のようにもはや超有名なシリーズだけど、

俺は今まで知らなかった。でも出会えてよかった。

どちらも何冊もシリーズがでているので、早く続きが読みたい。

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2 件のコメント:

ガブリエル さんのコメント...

こんばんは

本の主人公とは言え、
凄いですね

顔の表情で考えている事が分かってしまうんですね

ちょっと、面白そうなので、
今度、ブックオフに行って探してみます

伊達嫁子 さんのコメント...

ガブリエルさんこんばんは。
俺も今日ブックオフで探してきましたよ。
シリーズの何冊か100円でゲットしてきました。読むのが楽しみです。