2013年11月19日火曜日
セキセイインコの生態について調べてみた
いまや家族の一員のセキセイインコのごくうだが、
そもそもセキセイインコってどんな鳥なのか、
あまり知らなかったなとふと思ったので、
今日はセキセイインコってどんな鳥?っていうのを調べてみた。
セキセイインコの生まれ故郷はオーストラリアの内陸部。
昼間は暑く、夜は寒い。乾季が長く続く土地でもある。
餌場水場を求めて飛びまわり、時には数百マイルを移動する。
草の種や葉、時には小さな虫なども食べている。
いつも団体行動をとり、複雑なさえずりで仲間とコミュニケーションをとっている。
平均寿命は約7~8年。13年ほど生きるセキセイインコも珍しくないそうで、
19年生きた例もあるという。
もともとのセキセイインコの色は緑だったそうだ(ノーマルグリーンという)。
それが人間の飼育下で様々な色の(1000種以上)セキセイインコが生まれていった。
ちなみに大型のセキセイインコは、別名ショーバードと呼ばれ、
品評会に出品させるために、改良を重ねたセキセイインコ。
店頭に並ぶジャンボセキセイとは、ショーバードをブリーダーが手放したりしたもので、
一般にショーバードと在来種のセキセイインコとのハーフが多いらしい。
正確な研究はされていないが、視力は人間の3~4倍、視野約330度、
動体視力はとにかくすごい。色を認識できる。
聴力は人並には発達している。
味覚も食べ物にかなり好みがあることからかなり発達していると考えられる。
嗅覚もデータはないが、好きな臭いなどもあるようで、それなりに発達していると考えられる。
セキセイインコの雄雌を見分けるのはとても難しい。
ノーマル種であれば、ろう膜(口ばしの根元の鼻の穴があいているところ)の色が、
青色が雄でベージュか茶褐色が雌だが、
ノーマル種以外になると外見での判別はほぼ不可能だという。
協調性があり、群れで行動する
群れの中ではボスとかいるわけでもなく、順位争いが存在しない。
人に飼われていてもそれは変わらず、
いつも人と対等の立場にいると思っている。
服従させることは不可能。
男女の関係は基本的に一夫一妻制。
夫婦となったセキセイインコは生涯連れ添っている。
だから夫婦のどちらかが先立ってしまい、
そのかわりに新しく相手を迎えさせようとしても、なかなかうまくいかないという。
尾羽の付け根辺りにある尾脂腺から分泌されるオイルを全身の羽にまぶして、
羽の防水性を保っていて、このオイルがセキセイインコ独特の臭いを出しているらしい。
これが俗に呼ばれるインコ臭。
しかし個体差もあり、臭わないセキセイインコもいるという。
換羽は春と秋の二回で、発情の後に始まる。
日照時間の影響によるホルモン分泌が影響している為、
室内飼いのセキセイインコはそれが崩れて、年中発情して換羽している時もある。
この換羽後は栄養が羽に回ってしまうので、
体力が消耗していて、病気に対する抵抗力も弱くなっているので、
気を付けなければいけない。
など、詳しく調べていけばキリがなさそうだったので、ここらでやめておく。
野生では数百マイルも飛びまわることがあるのに、
部屋の中しか飛びまわれないごくうは不満あるだろうなと思ったが、どうしようもない。
順位争いもせず、協調性があって、一途で浮気もしないセキセイインコ。
これは本当にすごいと思う。
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3 件のコメント:
確かに、自然界に派手な色の付いたインコが居たら目だってしまいますもんね
もとは、緑一色だったんですね
しかし、夫婦でずっと連れそうってステキですね
なかなか、人間でも難しそうです(笑)
こんにちは。
セキセイインコは、確かに良く聞きますが、
詳しくはわからないですね。
オーストラリアだったのですね。
それすら知らなかったですね。
長生きらしいですから、
ごくうも、是非とも、20年以上、
元気でいて下さいね。(≧▽≦)
ガブリエルさんこんばんは。
本当に、いいですね。セキセイインコがますます好きになりました。
ランスロットさんこんばんは。
20年生きてくれたら、人間でいうと100歳以上という感じでしょうか、とにかくごくうと過ごせる日々を大切にしていきたいですね。
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