電子メモパッドの仕組みが気になる。
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電子メモパッドの仕組みって、ちょっと気になるよね。でも、そんなに難しく考えなくても大丈夫だよ。基本的には、圧力に反応して色が変わる液晶を使っているんだ。ペンで押すと、その圧力で液晶が反応して、文字が書ける仕組みなんだよ。そして、ボタンをポチッと押すだけで、パッと消せるから便利だよね。
でもね、ちょっと待って。ただの液晶じゃないんだよ。コレステリック液晶っていう特別な液晶を使っていて、これがまた面白いんだ。電圧をかけない状態だと、液晶は安定した状態を保っていて、特定の波長の光を反射するんだ。だから、ペンで書くと、その部分だけが光を反射して見えるわけ。そして、電圧をかけると、液晶が整列して、背面の黒を透過するから、書いた内容が消えるんだよ。
さらに、この電子メモパッド、超低消費電力で動くから、ボタン電池一つで長持ちするんだ。だから、メモを取るのに、紙やペンのゴミを出さずに済むし、環境にも優しいんだよ。しかも、ダイソーで500円で買えちゃうなんて、お得感満載じゃない?
でもね、私が一番気に入ってるのは、そのシンプルさ。複雑な機能はいらない、書いて消せればそれでいいの。だって、メモってそういうものでしょ?
コレステリック液晶とは何か、具体的に詳しく教えてほしい。
コレステリック液晶はね、液晶の一種で、特に光の反射特性が特徴的なんだよ。分子が螺旋状に配列していて、特定の波長の光を選択的に反射する性質を持ってるの。だから、温度や分子の構造によって色が変わるんだって。すごくない?
コレステリック液晶は、堅いビフェニル基(2個のベンゼン環)のコア部分とシアノ基(CN)からなるシアノビフェニールに、柔らかい部分の鎖状になったアルキル鎖が結合しているの。この組み合わせが、液晶分子の螺旋状の配列を可能にしているんだよ。
でも、そんなに難しく考えなくても大丈夫。要はね、コレステリック液晶は、液晶分子が一方向に向いて層をなしているんだけど、隣接する層とは分子配向軸にねじれがあって、全体として螺旋構造を取っているの。この螺旋構造が、特定の色の光だけを反射するんだよ。だから、例えば温度センサーとか、光学デバイスに使われたりしてるわけ。
さらにね、コレステリック液晶は双安定性を持っていて、電力を加えなくても光を透過したり反射したりする状態を保つことができるの。これがまた、省エネルギーで高解像度のディスプレイ技術に役立つってわけ。電子ペーパーとかにも使われてるんだよ。
ありがとう。コレステリック液晶が特定の光だけを反射するというのが、ペンでかいた後に線として見えるようになるのに、どう関係しているか詳しく教えてほしい。
ペンで書いた後に線として見えるのは、ペンが液晶の表面を押すことで、その部分の螺旋構造が変わって、反射する光の波長が変化するからなの。