2014年1月23日木曜日

なぜ家の中にこんなに風が吹いているのか。隙間風の役割とは。


先日の記事で、冷気が入り込む窓や扉の隙間をふさぐと、

エアコンの効率が上がると書いた。

伊達家では階段が吹き抜けになっているので、その階段の開口部を、

プチプチシートで塞いでみた。

シートは二重にしてマジックテープで簡単に開け閉めできるようにした。


すると、開口部を覆ったプチプチシートが、ふわっと膨らみ浮き上がった。

シートを止めていたマジックテープも剥がれかけるほどで、

ちょうどパラシュートが風を受けて膨らんだ状態みたいだった。




階段の下からこんなに風が二階に吹き抜けていたのかと驚いた。

それから、どこから家の中に風が入ってきているのか調べていったのだが、

まずガレージへつながる扉、浴室と脱衣所扉、トイレの扉、

これらはその先が窓や通風口などで外といつも繋がっていて、

そこから風が入ってきているようだった。

さらにどの扉の下にも大きな隙間があって、そこに手を翳すと、

クーラーにあたっているようなひんやりした風を感じることができた。


これは大変だと、ホームセンターで隙間テープを買ってきて、

どんどん隙間を埋めていったのだが、

そもそもなんでこんなに隙間があったのだろうかと、

もしかして必要な隙間だったのかもしれないと思い至り調べてみた。



家の中の隙間風の役割


木は夏の間に湿気を吸い込み、冬にそれを放出する。これにより伸縮するのと、

日本のような高温多湿では、通気が悪いと家がカビだらけになってしまう為、

家には隙間が必要らしく、家にとっては好ましいことのようだ。

これで家は長持ちするが、住んでいる人は冬に凍えることになる。

最近の冷暖房では、家の気密性が重視され、

建てられる家にも隙間が無くなってきたが、

それが原因でシックハウス症候群になったり、

家の中と外の空気が混ざり合う壁の内側で結露がでて、内側からカビたり、

腐朽菌が発生して腐食が進んだりするということも起こってきた。



ドアの下の隙間はシックハウス法によるもの


シックハウスの防止の為に、シックハウス法ができて、

室内のホルムアルデヒド(内装材や家具から発生)を排気する目的で、

ドアの下部をカットして空気が通るように作らなければならなくなった。

なんでこんなに隙間があいているんだと、ちょっと怒ってしまいそうだったが、

こういう理由があったようだ。


高密度高断熱の家は値段が安くて見栄えもいいので、

全国にどんどん建てられていったが、結露などの問題も蔓延していった。

それで、結露の問題を解決する、外断熱工法が今はブームになってきているらしい。



矛盾


そういう訳で、伊達家の中を吹き抜ける隙間風は、

家にとってはとても大切なものだということが分かった。

だから、家の隙間をやっきになって埋めていくのはどうかと思ったが、

それだとエアコンなどの効率は上がらない。節約できない。

目先の節約にこだわるか、家自体の耐久を考えるか、

どちらが取り返しがつかなくなるかは明白だ。

だけどとても悩ましいところだなと、「うーん」と唸らずにはいられない。

まあある程度は埋めて、換気をいっぱいするしかないかな。

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4 件のコメント:

まっちゃん さんのコメント...

またまた 良い勉強になりました!
なるほど!隙間にはそんな理由が・・・
でも 吹き抜けの階段の場合は
良いアイデアだし良いんでは?
通気性があるけど断熱性もある
新しい素材を発明したら
億万長者になれるかな!!
って・・・ そんなん無理!(爆)

gabriel ガブリエル さんのコメント...

隙間なんて絶対に無い方が良いと思うんですが、
逆に無いとダメなんですね
気密性も大事ですが、
それで病気になるなんてダメですもんね

ブリジット さんのコメント...

こんばんは!(-^ ^-)

すきま風をふさいで密閉してしまうと
逆に家が傷んでしまうのですね(^_^;)

ほどほどにしないといけませんが、
調節が難しいところです(^^ゞ

伊達嫁子 さんのコメント...

まっちゃんさんこんばんは。
億万長者ですね!、そういう都合のいいものが欲しいです。何の心配もいらないような素晴らしい感じの・・。

ガブリエルさんこんばんは。
俺も塞げばいいと思っていたんですが、色々あるものですね(><)

ブリジットさんこんばんは。
そうなんですよね、ほどほどがどれくらいなのかもよく分からないのです(笑)