2013年10月14日月曜日

自分を変えたい?いや自分は変わらない。そういう時はイン・ザ・プールを読むと楽になると思う。


自分を変えなきゃとか、そんなことを真面目に考えて、

その為に必死に努力してずっと頑張ったりしてしまうと、

本当の自分をずっと否定して、自分を無くして、

なりたい自分を追いかけているけどそれにもなれなくて、

結局何にもなれずに苦しみ続けることになってしまう。

真面目な人ほど、それでも頑張り続けてしまうから、

もうどうにもならないところまで追い込まれてしまうんじゃないかと思う。


俺は一度どうにもならないところまでいってるから、

もうそんなことは思わないけれど、

いくら否定しても、どうしようもなく自分は存在していて、

だからそれを受け入れて生きていくしかない。

仕事も、その自分に合った仕事を選ぶしかない。

憧れの仕事が自分に合った仕事とは限らないけど、

結局自分にあった仕事をしているのが一番楽で幸せなんだろうと思う。


そんな自分らしく、あるがままに生きることを教えてくれる、

伊良部総合病院の精神科医の伊良部一郎先生が活躍する小説、

イン・ザ・プール。



読んでいて凄く楽になれる。

短編集で、それぞれ被害妄想癖や、携帯依存症、心配性、など、

色々な症状の患者が伊良部のもとへ訪れる。

主人公の伊良部は、一切飾るところがなく、

いつも自分に素直で、その為周りからみるとかなり変わった人で、

精神病に苦しみ訪れた患者にも、一見ふざけているとしか思えない対応をして、

患者を不安にさせるが、伊良部は患者の症状をまったく否定せず、

友達のように接するので、患者も伊良部が唯一の自分の理解者のように感じ、

心を開いていく。そして、伊良部はそれとなく、患者の心のきしみを解消していく。

それとなくすぎて、狙ってやっているのか、偶然なのか正直分からないけれど。(笑)

きしみとは結局、自分はこうあらなくてはならないというような、

自分に対する無理の積み重ねみたいなもので、

それに気付いた患者は、一度リセットして、再び本来の自分を取り戻していく。

嫁にも読んでほしいと思うが、たぶん嫁は読まなくてもそんなことは分かっているのだと思う。

だからキャディもすぐに見切をつけたし、それで自分を追い込むこともなさそうだ。

まあパートでも、自分らしくできる仕事を見つけられればいいなと思う。


ちなみにこの伊良部先生のシリーズは他に、

空中ブランコ、町長選挙というのが出ていて、アニメ化もされていた。

インザプールは映画化もされているらしい。

そのうち見てみたいと思う。

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3 件のコメント:

ランスロット さんのコメント...

こんにちは。

私は、自分否定しますね。
好きでもないですしね。

記事に書いてある通り、
自分を否定しても、どうしようもないのですけどね。

イン・ザ・プールは、知らなかったですね。
こういう本は、色々とあるのでしょうけど、
みたことはないです。
でも、一度、見るべきですかね。

伊達嫁子 さんのコメント...

ランスロットさんこんばんは。
とても読みやすくて、笑えるし、たぶん読んで損はないと思いますよ。良かったら今度探してみてください(^^)

ランスロット さんのコメント...

おはようございます。

笑えるのですか。
読んで損はない本とは。
機会があれば、読んでみたいと思います。