2014年3月27日木曜日
鬱で悩んでいる人の話を聞いてあげるにはどうすればいいか
相談を受ける側の人、元気な人用の記事です。
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セーフティーゾーン
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鬱で悩んでいる人の相談を受けるには、どうすればいいのだろうか。
最近そういう機会があって、一応相談を受ける前に、
付け焼刃でもネットで知識をかき集めて、
精一杯相談を受けた。
言ってはいけないことや、焦ってはいけないことなど、
気をつけはしたが、自然にできることばかりだったので、
上手く聞くことができたとは思った。
アドバイスのようなものはせず、カウンセリングを受けることを勧めた。
それ自体は良かったのだが、その日の夜、自分の気分が落ち込んでいることに気付いた。
悩みを色々聞いて、それらが自分の中でどんよりと溜まったままになっているような感じだった。
その日は眠れず、気持ち悪くなったりして、元に戻ったなと思えたのは、
一週間くらい経過した頃だった。
そしてようやく、相談を受けるのは大変なことなんだなと理解したのだが、
もっと自分に、知識をつけていないといけないなとも感じた。
知識があればこうならなかったかもしれないからだ。
それからもう一度相談されたが、やはりその日もなかなか眠れなかった。
それでも最初よりかはダメージは少なかったようだ。
慣れもあるのかもしれない。
ということで今日は、相談を受ける側がどうすればいいかを調べてみた。
相談を受ける側が心がける事
うつ病の正しい知識を持つこと、話をよく聞くこと、否定しないこと、
安易で不用意な助言などしない、孤独にしない、味方になる、
いいところを見つける、忍耐強く、カウンセラーや専門家にかかることを応援する、
自分が引き込まれて鬱にならない。との事。
相談を受ける時思うことは、
どうすれば助けてあげられるのだろうかということで、
安易で不用意でない助言がしたいところだ。
鬱を治す最良の方法
鬱を治す最良の方法は、適切な薬物療法を受けることだという。
その抗うつ薬の役割は、脳内環境の調整で、脳内の神経伝達系に働きかけることで、
鬱状態の崩れてしまった脳内のバランスを整えることにある。
種類も様々で、患者に合わせて適切なものを適切な量処方していく。
なので、ヤブ医者ではいけないということだが、
患者も医者に、できるだけわかりやすく今の状況を、
説明できないとならないようだ。というのも、患者は心療内科で、
相談を聞いてくれると勘違いしがちで、話の要領を得ず、
診断も適切にできなくなることがよくあるらしい。
心療内科は患者の脳の働きを薬で正常に戻す場所。
そして、話を聞いてもらえる場所はカウンセリング。
そのことをまず理解していなければならない。
こういう助言ならしてあげられるのではないだろうか。
そして、カウンセリングなどで話を聞いてもらうときのことだが、
カウンセラーは決して自分の意見を言わないのだそうだ。
それには理由があって、それぞれの悩みにはそれぞれの解決の方法があり、
それらは自分で思いついたり気付いたことでないと意味がないからだという。
いいアドバイスを貰えないと、カウンセラーに不満をもつ人も多いそうで、
そういうところも思い違いをしないようにしなければならない。
これも助言になりそうだ。
しかし、適切な治療を受けるにはもっと知識があったほうがいいようで、
このような本を読んだ方が良さそうだ。
この本は、評判もよくかなり良質な情報が詰め込まれているそうだ。
今度読んでみたいと思う。
最後に、相談を受けていて、自分が相手に飲み込まれないようにするには。
話を聞く時、共感的理解という、相手が感じていることを自分も感じることは、
とても大切な事だが、それがあくまで、一線を引いた状態でならなければならないという。
そしてこれはとても難しいことで、その距離を間違えれば冷たい態度になったり、
共感しすぎて引き込まれたりということになってしまう。
一般の人がこれをうまくこなすことはできないので、自分に出来る範囲を超えてきたら、
話をうまく切り替えたりして、自分を守るようにしなければならないとの事。
相手に信頼されるほど、溜まっていたものを吐き出され、依存的になってくるが、
そこの線引きもうまくやっていかないと、やはり自分がつぶれてしまう。
相手を思いやることは変わりないが、まず自分を守らなければ、
相手にも自分にも嫌な結果になるので、
難しいがこのバランスをとることを心がけなければならない。
以上、まだまだ知識は乏しいが、
何かの助けになれることができればいいなと思う。
今日はこんなところで。
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