2014年5月19日月曜日

酸性雨でハゲるは本当だったのか。酸性雨について調べてみた。


先日急に雨が降り、傘を持っていなかったので、

思いっきり雨に濡れてしまった。

しとしとと雨に頭を濡らされていく中、

小学生の頃、酸性雨をかぶるとハゲるよと、

言われていたのを思い出した。

あれは本当だったのだろうか、分からないので、

雨に濡れた頭が心配になってしまった。

だから今日本当のところを調べてみた。


酸性雨とは


化石燃料の燃焼や火山活動などにより発生する、

硫黄酸化物。窒素肥料由来の窒素酸化物、


塩化水素などが大気で水と酸素と反応して、

塩酸や硝酸、硫酸を発生させ、それらが雨を強い酸性にする。

そうやって雨のペーハー値(pH)が下がり、

その値が5.6以下の雨を酸性雨と呼ぶ。

(pH・・・水素イオン指数。酸性、アルカリ性、の度合いを示す。)


影響


川や湖が酸性化して魚のエサとなる昆虫や貝などが減ってしまう。

土の性質が変わり、木の栄養分が不足したりする。

コンクリートなどを溶かす。金属に錆を発生させる。

これらにより間接的に様々な問題が発生していく。


日本の酸性雨


自然の状態の雨は5.4pHで、日本の酸性雨の全国平均値は約5.6pH。

弱い酸性雨が降っているとのこと。

人口の多いところのほうが強めで、大きな道路の近くも、

やや強めの酸性雨が降っていることがわかっているらしい。

参考ページ いま地球がたいへん!酸性雨 Q&A


ハゲるのか


人間の肌のペーハー値は、約5.5pHの弱酸性で、

日本で降っている酸性雨の平均値と殆ど変わらない。

だから人への影響はほぼないだろうと考えられているようだ。

ハゲないということだ。(今のところ)

酸性雨による影響は、ハゲるなどの直接的なものでなく、

間接的な、植物や動物が減ることなどによるものが心配されている。

それでも、強い酸性雨が降っている国では、

髪の毛を緑色に変色させ、目や喉、鼻、皮膚を刺激するなど、

影響がでているという。


環境問題


酸性雨の原因の一つである硫黄酸化物の起源は、年平均で49%が中国で、

21%が日本、13%が火山、12%が朝鮮半島だと推定されている。

特に春と冬に、中国側から風で大都市などから排出されたものが、

多く運ばれてくる。

国境を越えて数千キロも運ばれることもあり、

日本だけでなく世界で考えなければならない問題。



ということで、今日本で降っている雨については、

それほど心配ないようだが、安心という訳ではなくて、

今も考えなければならない環境問題の一つだということだった。

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3 件のコメント:

Gabriel. さんのコメント...

そういえば、酸性雨でハゲるって言われてましたね
実際は、そこまで影響は無いんですね
でも、今は、酸性雨より、PM2.5とかの方が怖いですね

まっちゃん さんのコメント...

私の小さい頃から 言われてましたね~
酸性雨でハゲるって・・・(笑)

それより 中国・・・
なんとかして欲しいですね・・・
昔の日本も大気汚染国だったので
偉そうには言えませんが・・・

伊達家 さんのコメント...

ガブリエルさんこんばんは。
ハゲるハゲると言われていたけど、最近聞かなくなったので、どうなったのかなと思っていました(^o^)
そうですね、PM2.5も凄く嫌ですね。

まっちゃんさんこんばんは。
そうですね、
会社でもあちらへ転勤などしている人いますが、本人も家族もかなり心配でしょうね・・(><)